最近のガムは、虫歯になりにくいといった効果は当たり前、それだけでなく、口の中や歯にプラスαの効果が期待できるという機能性ガムが、発売されるようになりました。これらの機能性ガムには、どんな効果が期待できるのでしょうか?

今回は東海3県(愛知・三重・岐阜)限定で発売中(2007年7月現在)の機能性ガム、「MEDISH(メディシュ)」(発売元、ライオン株式会社)を参考にキシリトール以外の有用成分の効果について説明します。


どうしてガムが歯に良いの?


噛むことは、全身的に肥満の防止や脳の発育、活性化などに役立つとされていますが、実は歯に有用な働きがあります。それは噛むことによって分泌される唾液です。唾液は、虫歯菌が歯に穴をあける酸性の状態を中和する働きがあります。さらに溶けてしまった歯の表面を修復する再石灰化という働きもするのです。


歯肉の炎症に効果的なPタイプ

メディシュPタイプ
メディシュPタイプ ポータブル14粒 希望小売価格 180円、ボトル 75グラム希望小売価格600円
Pタイプは特に歯周病の炎症に対して、特に効果を発揮する「ラクトフェリン」が配合されているのが特徴です。ラクトフェリンは、人の母乳、特に初乳に多く含まれていて、唾液の中にも含まれています。

一般に歯茎が炎症を起こす原因となっているのが、歯周病菌が出すLPSという毒素です。ラクトフェリンは、このLPSと呼ばれる毒素を解毒する働きがあります。このためこのガムでは、虫歯の予防効果に加え、歯周病の進行抑制効果も期待できるというわけです。

このラクトフェリン、今回のガムでの効果ではありませんが、ライオン株式会社の最新の研究によるとなんとメタボリックシンドロームの内臓脂肪の低減に効果があり今後の研究が注目されています。

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