外れた後の治療法は?
外れた原因に対して、対処していくことになります。- セメントの劣化が原因
- 金属のデザインが原因
外れやすい形から外れにくい形に歯を削りなおし、新しく金属を作り直します。
単純にセメントの劣化が原因で外れた場合、新しいセメントで外れた金属を元に戻します。
金属周囲の虫歯が原因
はめ込むタイプの金属と歯の間に虫歯があった場合には、虫歯を取り除いた後、新しい金属を作り直します。
被せるタイプの金属と歯の間に虫歯があった場合には、被せる土台となる部分を再び作り直してから、新しい被せものを作り直します。
歯の磨り減りが原因
咬み合わせを調整したり、磨り減って薄くなった分を新たに削り込み、金属を作り直す場合もあります。逆に歯はあまり削らずに白い詰めもので埋めるだけで治すこともあります。
歯の破折が原因
折れた部分が少しであれば、その部分を覆うように作り直しになります。大きく折れた場合には、金属をはめ込むタイプから被せるタイプへ形を変更します。
金属が外れても痛みがないことも多いのですが、外れたままにしておくと、歯の内部はとても虫歯になりやすく出来ているため、外れてすぐなら簡単に治せるケースでも、時間が経つと虫歯になって治療に時間が掛かる事があります。外れたときは痛みがなくても早めに病院に行ってくださいね。
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