鏡で歯を観察すると、歯の表面の僅かな凸凹があります。もしこの凸凹をなくして、ツルツルの歯にした際にどのような感じに見えるのか? ご存知ですか? 今回は歯の見え方についてガイドが解説します。

そもそも歯の表面はどんな感じ

歯の表面
うねる様な凹凸が自然観には必要
歯は、艶もあり唾液などで濡れているため、非常に滑らかな状態に見えますが、実は完全にツルツルの鏡面状態ではなく、意外に多くのうねりがあります。さらに縦や横に細かい傷のようなスジがたくさんあり、中にはクラックと呼ばれる割れ目などが見えることがありますが、これらはすべて正常な状態です。

クラックは表面が濡れているときは、あまり目立ちませんが、縦にひび割れしているため、汚れが入り込むと、茶褐色の線としてて見えることがあります。クラックは年齢と共に歯が硬くなるため、入りやすくなると考えれれます。

表面がツルツルになると…

歯の表面の細かいうねりがなくなると、表面が均一の鏡面状態となります。この状態では、光の反射が均一となり、そのため歯の自然感が失われてしまいます。自然感のない歯は、ピカピカして綺麗でも、ガラスのような人工物の感じが強くなってしまうのです。

病院などでクリーニングの際などに、良く行なわれる研磨作業もシリコンカップなどと超微粒子のコンパウンドが用いられ、過度な研磨ではなく表面のうねりは削り取らないように研磨を行なっています。これらは、基本的な凸凹は残しつつ表面に艶を与えるような効果が期待できます。自分で行なう器具も発売されていますが、使用には十分注意しましょう。


被せ物などはどうなっているの?

被せ物などの白い部分も、あまり鏡面に研磨しすぎると、人工物のようになってしまい逆に目立ちやすくなります。健康保険などでよく使われるプラスチック系の素材は、長期間経過すると、表面のうねりがなくなりツルツルになってしまうこともあります。セラミック系の被せ物では、時間が経過しても表面が削れないため、わざと細かいうねりや傷、着色したクラックなどを再現して、人工的に見えない工夫がされていることもあります。

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