歯・口の病気/歯科・歯医者の選び方

どこまで許せる?予約制でも待たせる歯医者(2ページ目)

歯が痛くなって慌てて歯科医院に予約を入れても「今日は予約がいっぱいで……」。どうして歯科医院は予約制が多いの?! そんな疑問にガイドがお答えします。

丸山 和弘

丸山 和弘

歯科医 / 歯の健康 ガイド

地域密着型の現役歯科医師。小さな子どもの虫歯予防からお年寄りの入れ歯相談まで、数多くの症例と日々向き合い、1995年より臨床一筋。虫歯、親知らず、口内炎、歯周病などを防ぎ、歯の健康を守るための基礎知識や、歯の治療に関する情報をわかりやすく解説します。

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急患にならないために……

痛くなる前のサイン
歯からのサインを見過ごした……?
にわかに信じがたいことですが、海外では、歯の急患を受け入れるどころか、ドクターがバカンスの長期休暇を取ってしまうという話があります。

実は歯は急に痛くなるのではなく、本当は痛くなったり治まったりを繰り返したり、何らかの違和感や歯に穴が開くなどの自覚症状が必ずあるはずで、それを放置しておいたのは、病院の責任ではないというのです。

歯は痛くなってから慌てて病院に連絡するのではなく、悪い部分があれば定期的な健診で治すもの。前もって休暇を取る期日さえ指定しておけば、何の問題も起こらないといわれます。

ここまで自己管理を求められるのも大変ですが、病院で1時間以上も待たされて「私は急患なのに、どうして……?」とならないためにも、日ごろから歯の状態に気を配っておくことをオススメします。



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