除脂肪体重って?
除脂肪は赤見という意味ではありません。 |
脂肪はどこにあるの?
この機会に皮下脂肪、内臓脂肪以外の脂肪について少し見てみましょう。脳は脂質(複合脂質)を多く含んでいますが通常は脂肪にはいれません。眼球の後と眼窩(頭蓋骨の眼球を入れる凹み)の間には外部からの衝撃から眼球を守るために脂肪があります。痩せると目が凹むのは、この部位の脂肪減少も関係しています。
呼吸器には脂肪はついていません。肺を膨らます時に邪魔になるからです。
心臓は心筋と心臓を覆う膜(心嚢膜)の間に脂肪があります。肥満体の人は、この部分の脂肪が増加しています。
豚骨スープの油は豚の骨髄から出てきた物です。骨髄は脂肪組織の中に造血細胞が浮かんだ構造です。
肝臓は脂質の代謝に関係した臓器です。重量の数%の脂肪が存在します。脂肪肝は含有量が増した状態です。
筋肉はどうでしょうか? 牛肉では霜降り肉があります。豚肉でも霜降り肉があります。この場合は筋肉細胞間脂肪です。
一方、いわゆるスタミナに関係した脂肪として筋肉細胞内脂肪があります。この量が多いと血中から脂肪酸を取り入れずに有酸素運動で筋肉を長時間、動かすことが可能です。陸上の長距離選手では、この筋肉細胞内脂肪が多いと強い選手になれます。
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