【セキスイハイムの特徴】
注文住宅事業・鉄骨ユニット住宅「ハイム」 パルフェ、ハイムbj、ドマーニ、デシオ(3階建て)、クレスカーサ
・木質ユニット住宅「ツーユーホーム」 2×6工法の「グランツーユー」シリーズ 2×4工法の「ミオーレ」シリーズ
・賃貸住宅事業 「レトア」シリーズ
※このほかに、分譲住宅事業、高齢者向け賃貸住宅事業、リフォーム事業などを展開
・売上高 8,585億円(うち住宅カンパニー3,982億円)
・総販売戸数 12,600戸(うち戸建て9,480戸)※いずれも2009年度の実績
積水化学工業はわが国を代表する化学メーカー。「セキスイハイム」は、その住宅部門のブランド名です。各エリアに「セキスイハイム東京」などといった販売会社を立ち上げて、事業を行っています。
7割を超える工場生産率で高い品質と施工精度を実現
いわゆるプレハブハウスメーカーと呼ばれる分類に入りますが、その中でも特にプレハブ色が強いといえるのではないでしょうか。プレハブ=工業化の意味ですが、他のプレハブメーカーより工業化が際だっているからです。
ユニット生産の様子。無理のない体勢で作業することで、高い品質と施工精度を保つことができる
工場生産の利点とは、施工の精度や品質を高められること。分かりやすい例を紹介すると、例えば何でもいいので上を向いて作業をしてみてください。きっと作業しづらく、長時間の作業も難しいことだと思います。
住宅の施工も同じこと。現場施工というのはどうしても上を向いたり、無理な体勢で作業することが多いのです。プレハブの利点というのは工場で大型機械を使うことで、無理な作業、現場での作業を少なくすることなのです。
中でも、ユニット工法の場合は、工場においてユニットという住宅を構成するブロックごとに施工するので、他のプレハブ工法に比べてより高い施工精度と品質の確保が期待できます。セキスイハイムの場合、これを鉄骨系と木質系の両方の住まいづくりで実施しています。
次のページでは以上を踏まえ、セキスイハイムの住宅の特徴をさらに見ていきましょう。