4歳児の成長と生活・育児のポイントは?

4歳児の成長と生活・育児のポイントは?

4歳児の成長と生活・育児のポイントは?


■4歳児・目次■

【運動】でんぐり返しやスキップなどバランスを取るのが上手に

でんぐり返しやブランコで立ち乗りなど、体のバランスを取る遊びが上手に

でんぐり返しやブランコで立ち乗りなど、体のバランスを取る遊びが上手に


4歳の子は、両足を揃えてジャンプしたり、台から飛び降りることも平気。片足ケンケンをして、5歳近くになるとスキップもできるようになります。ボールを投げるときは、手だけを後ろに振り上げて、体重を片足に移動させながら前へ投げられるようになります。しかし、コントロール力はまだまだ。でんぐり返しをしたり、ブランコで立ち乗りをはじめる子もいるなど、体のバランスを取る遊びも好みます。

性格的にちょっと慎重だったりすると、滑り台やブランコなどの遊具を急に怖がりだす子も。これは、揺れや高さを把握している証拠。慣れるのに時間がかかるというだけで、運動神経が鈍いということではありません。心配しすぎないで。
 

【言葉】自分の経験や気持ちをたくさん話してくれるように

自分の経験したことや思ったことなどが言葉で伝えられるのがうれしくて、とてもおしゃべりになる時期です。記憶力もしっかりしてきて、「あのね、今日ね……」と、ママやパパがいないところであったできごとを話す子も。まだ話は断片的で、現在と過去を混ぜて話してしまうことも多々ありますが、矛盾を問い正し過ぎるようなことはしないで、じっくり聞いてあげましょう。

言葉を使って、怒ったり文句を言ったりすることもできます。今までのように、伝えられないもどかしさが行動に出ることがだんだん少なくなって、対応しやすくなったと感じるママもいるでしょう。

「なぜ?」「どうして?」の質問攻めは前にも増して激しくなりそう。ときには、生意気な口のきき方や、「うんち」「おしっこ」「バカ」「うるせー」などの言葉を面白がって連発することもあります。大人や友だちの言葉、テレビなどを真似して、ママの反応を面白がっているのです。過剰に反応するのは逆効果。「そういう言葉は、よくないね」などとさらっと受け流しましょう。子どもは、その言葉の本来の意味を知って悪意を持って使っているのではなく、響きを楽しんで使っていることが多いものです。
 

【友だち】自分と他人の心が少しずつ分かるように

言葉が増え、様々な経験を通して、自分と他人、自分の心と他人の心というものを少しずつ理解するように

言葉が増え、様々な経験を通して、自分と他人、自分の心と他人の心というものを少しずつ理解するように


言葉が増え、友だちとも遊ぶようになり、様々な経験を通して、自分と他人、自分の心と他人の心というものを少しずつ理解するようになります。泣いている子に「痛いの?」と尋ねたり、友達同士のトラブルで相手の気持ちを推測したり、気づかったり、自分から「ごめんね」と言えるようになってくる子もいるでしょう。

自我が芽生えて、人からどう見られるかを意識し始めるころ。友だちから「好き」と言われて嬉しくなったり、「きらい」と言われて落ち込んだり、表面的には見えない内面の世界が広がっていきます。

下の子がいると、「どうして赤ちゃんだけが……」と不公平感を持ったり、下の子は「好きだけど嫌い」というような気持ちの葛藤に揺れることも。子どもの感情はいっそう豊かになっていきます。
 

【お手伝い】家族の一員としての役割を与え、認められる喜びを

今までのお手伝いは、ママの真似をする遊びのようなものでしたが、このころになると、ママやパパに「ありがとう」と感謝されることを嬉しいと感じ、あれもこれもとやりたがるようになります。

まだうまくできなくて、ママにとっては助かるどころか返って邪魔になったり後かたづけが大変になったりすることもあるでしょう。でもママの心のゆとりがあるときには、お手伝いはたくさんさせてあげましょう。「お皿落としちゃダメじゃない!」と失敗を叱るのではなく、「こうやって持つと、落とさないね」と方法を教えてあげましょう。

お手伝いの後には、「ありがとう、助かったわ」の一言を忘れずに。たくさんほめてあげましょう。

ママやパパに認められたこと、人の役に立つという充実感はかけがえのないものです。「玄関ドアから新聞をとってくる」「お皿を運ぶ」など、子どもができる範囲のことで、家族の一員として役割を与えていきましょう。
 

【うそ】子どものウソは豊かな想像力の表れ

空想と現実がごっちゃになり、空想のことを現実のように話してしまうことが

空想と現実がごっちゃになり、空想のことを現実のように話してしまうことが


想像力が豊かになって、大人には想像もつかない世界観を持つようになります。人や動物ばかりでなく何でも心があり、目の前のおもちゃが馬や犬になり、人形は大切な友だちとなって子どもと会話をします。想像というよりも、むしろ「空想」です。

空想と現実がごっちゃになり、空想のことを現実のように話してしまうことがあります。大人にとっては「ウソ」ですが、子どもにはウソをついているつもりはありません。否定しないで、「へえ、そうなんだ」と、空想の世界を一緒に楽しむくらいの気持ちで聞いてあげて。

失敗をかくすためにつくウソもあります。コップを落としてこぼしてしまった後に「僕じゃないよ」と言うようなケースです。大好きなママに嫌われたくなくて、いい子でいたいためにつくウソ。明らかにウソだとわかっていても、すぐに否定しないでまずは信じて受け入れてあげましょう。「そうか。でも汚れちゃったから、○○ちゃん、一緒に片付けてくれる?」というように。

ママは自分を全面的に信じてくれる存在だと思うことで、「そんなママをだますことはよくない」「ママを悲しませてはいけない」と思うようになっていきます。リラックスした時間の中で、後から本当のことを話してくれることも。そのときは「(本当のことを)教えてくれて、ありがとう」と伝えましょう。
 

【事故やケガ】大人は目を離さず危険回避を

高いところに上ったり、飛び降りたり、追いかけっこしたり、運動量の多い活発な遊びが多くなります。転落したり、ぶつかったりでケガをすることが増えてきます。走り回ったり、ボールを追ったりしながら、道路などに飛び出す危険も増えてきます。

ひとつのことに夢中になると、周囲が全く見えなくなるのが子どもの特徴。いくら「注意しなさい」と言っても限界があります。危険なところでは手をつなぎ、安全な場所におとなも付き添い、一緒にあそびましょう。
 

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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。