「在宅ワーク」と「内職」は異なる
ネット上には主婦心をくすぐる宣伝がいっぱい。資料請求やフリーダイヤルがあるものは要注意! |
内職の場合、報酬は工賃という言葉で呼ばれますが、最低工賃も各都道府県ごとに特定の設定があり、管轄の労働基準局で確認ができます。
ネット上には、「在宅で主婦でもカンタンにラクな仕事ができる」というエサをぶら下げ、登録費や研修費用として料金を請求する「悪徳内職商法」がはびこっています。在宅ワークを始めるのに登録費用や資格は必要ありませんので、こういうサイトや情報をみかけた場合は、記載されている言葉に騙されず、かかわらないようにしましょう。
■おすすめサイト
・ホームワーカーズウェブ
厚生労働省の委託事業として運営。セミナーは動画にて確認できるほか、在宅ワークに関しての情報が満載。ガイドも講師として登場。
在宅ワークにはいろいろな職業がある
「在宅ワーク=データ入力」のようなイメージがありますが、在宅ワークというのは働き方の一つであり、仕事の種類ではありません。職種の実例をあげると、
- ライター、編集者
- DTP、イラストレーター
- システムエンジニア
- ホームページ制作
- テープ(音声)おこし
ほか、自宅をサロンにしネイルアートを行ったり、スクールやエステなどのサロンを営む方なども増えてきました。
在宅ワークは、個々の環境にあわせて働ける自由度の高い働き方です。しかし、様々なスキルや知識がなければ継続することが難しい働き方でもあります。まずは、自分自身が「何ができるか」を認識することが大切。悪徳内職商法に騙されずに、自分らしいスタートがきれるよう心がけましょう。