Excel VBAの使い方/マクロ・VBA

相対参照のマクロを読み解いてみよう(2ページ目)

相対参照によるマクロを読み解いて編集するテクニックを紹介します。VBAの知識の復習にもなると思います。ぜひ、ご覧ください!

緑川 吉行

執筆者:緑川 吉行

エクセル(Excel)の使い方ガイド


選択→入力のステートメントを1行にまとめよう


2行目の「ActiveCell」は、セルC3を選択した後なので、セルC3を表しています。したがって、1行目の「.Select」と2行目の「ActiveCell」を削除して、1行目と2行目をつなげることができます。さらに、「Range("A1")」の記述も省略できるので、下図のようなシンプルなステートメントに編集できます。


また、「FormulaR1C1プロパティ」は、おなじみの「Valueプロパティ」と同じ意味なのでValueプロパティの記述に変更します。これで、「アクティブセルの0行下2列右のセル(セルC3)の値に文字列『済み』を設定する」という意味のステートメントになりました。


なお、3行目のステートメントでは、セルに入力した文字列の1文字目から1文字分の文字列にふりがなを設定しています。つまり、入力された「済み」の「済」の部分にふりがなを設定している、というわけです。このステートメントは、今回不要なので削除しておきます。
※Characters メソッドは、セルなどに入力された文字から、文字位置と文字数を指定して特定の文字(Characters オブジェクト)を取得するメソッドです。
※PhoneticCharacters プロパティは、Characters オブジェクトのふりがなを設定するプロパティです。


>さらに次の処理部分を編集しましょう。次ページへどうぞ!
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