派遣できっかけを掴み、自らも上司に直接希望を伝えて正社員に。 |
どうやって仕事を見つけた?
資格が欲しいと通関士の学校に通いはじめ、それと平行して貿易事務の仕事を探しはじめました。「仕事はずっと続けていくつもりなので、ながく続けられる正社員を希望していましたが、未経験ということもあり、派遣と正社員の両方で仕事を探しました。」
未経験ではありましたが、通関士の勉強をしているということもアピールポイントとなり、未経験者でもOKの派遣の仕事がみつかりました。
それでも、本来の希望はながく続けられる正社員。
「派遣で働いているときに、その会社で正社員を募集しているのを知ったのです。
それで、上司に正社員を募集しているなら自分を正社員にしてほしい、とプッシュしました。」
派遣で仕事を開始してからわずか数ヶ月で正社員に。
黙っていたら、会社は正社員として別の人を採用していたかもしれません。
まさに目標に向かうバイタリティーが掴み取ったポジションと言えます。
また、実務経験はなくても、勉強をしているという点も大きな強みとなりました。
大変なことは?
「思っていた以上に、細かい作業が多く、集中力がなかなか続かないことです(笑)。とにかく書類がたくさんあって、そのすべてに記載されているパーツナンバーや品名のスペルチェック、数字のチェックをしなくてはならないのが、もともと細かい作業が苦手な私にとって大変です。」
大変とは言いながらも笑顔なのは、やはりそれをカバーする充実感があるのでしょうか。
「苦手ですが、苦痛ではないです。やはり製品を輸入するという動きに直接関われている、当事者になっているという充実感があります。」
もともとは、通訳・翻訳業界でコーディネーターとして活躍をしていた由美子さん。
語学を活かして仕事をしたい人にとって人気業界のひとつである通訳・翻訳業界でキャリアを築いてきた由美子さんが異業種転職を決意した理由も気になるところです。
前職でもやりがいを感じていた由美子さんが、貿易事務の仕事に転職を決断した理由は何だったのでしょうか?
次回お届けします。
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