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解雇になったときの対処法(2ページ目)

今回は解雇されてしまった方向けの対処方法です。シーン別に対処法を書かせていただきました。もしご友人の方などで、解雇または、退職に追い込まれてしまった方がいれば教えてあげていただければ幸いです。

執筆者:高野 秀敏

解雇された後の転職活動は!?

気持ちを切り替えて、転職・就職活動を!
気持ちを切り替えて、転職・就職活動を!
次は、解雇されてしまった後どのように転職活動・就職活動をするのが良いか考えてみましょう。

■希望の会社が見つからない場合
この不景気ですと、通常ですと2ヶ月ぐらい活動すれば見つかった新しい仕事が、もうプラス1ヵ月など活動を続けないとなかなか希望の仕事が見つからないものです。実際に前回、何年か前に転職活動してすぐに新しい仕事が見つかったのに、今回は仕事がぜんぜん見つからないと不安がっている方が結構います。自分を責めてしまって落ち込んでいる方もいますが、自分のせいだけではありません。焦らずに以下の行動をとってください。

(1)自己分析、他己分析を行う
自分の強みの再確認をし、どの強みを売りにするのかを再考する。

(2)人材紹介会社に再度連絡をする
なぜ自分が次の会社が見つからないのか、率直に相談してみる。人材紹介会社は「すぐに転職が決まる方」をよく知っていて、そういった方を重視する傾向がある。ビジネスなので、これは仕方がない。あなたの希望はあなたの強みとギャップがないか? 青い鳥を追いかけていないか? 希望年収は適性か? 再度何社かの人材会社のキャリアコンサルタントに確認してみる。

(3)履歴書、経歴書のブラッシュアップ
内容そのものもそうですが、エントリーする会社ごとに志望動機をつけるとよい。これだけで随分ブラッシュアップできる。また、履歴書、職務経歴書の内容については、人材紹介会社が無料でチェックしてくれるので、利用するとよい。

(4)数多くエントリーする
面接だけなら無料。それで沢山の学びや気づきを得るのも一つの手。就職活動のころは、それこそ100社ぐらいエントリーしていたのに、中途採用では数社しかエントリーしていない人も多々いる。出会いがなければ、縁(内定)も生まれない。100社エントリーしている方も少なくないものだ。

(5)面接の最後に自分についての評価を聞いてみる
教えてくれる会社とそうでない会社があるが、面接の最後に「今日は本当にありがとうございました。貴重なお時間を頂いて面接をしていただきとても感謝しております。今後の参考にさせていただきたいので、私のここがよくなかったという点を率直に教えていただくことはできませんか?」などいってみる手も。これはすべての会社に行うということではなく、あまりにも面接に落ちているという場合であれば、一度は言ってみる価値ありだ。

次のページでは、貯えが枯渇していく不安などの対処法を紹介します。
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