キャリアや転職について考えるとき、誰しも「情報を集める」ことと思います。その会社の業務内容や社風はもちろん、残業や給与など、知りたいことばかり。今回は情報収集のポイントをご紹介します。
誰もが知りたい、生の情報
社風は?残業は?…求人票からはわからないことはたくさんある。 |
また、給与についてもスタートの年収が低くても、最大、最小、平均で、どれくらいあがるのか、そのあたりも気になるはずです。社風についても「風通しの良い社風だと」どの会社の人もいいますが、"風通し"といったところで、他の会社と比較のしようがありません(笑)。
たとえば、上司にはものが言えても、上司の上司に直接話すことがあまり許されない会社もあれば、直接社長にも話せるような会社もあります。どちらがいい、悪いではなく、実質どうなのかは知りたいですよね。
私が知っている方でも、とても自由は社風だと聞いたが、入社してみたらベンチャーなのに服装からルールまで何から何まで決まっていて、全然違っていたという方もいます。
情報収集にはいくつかの種類がありますが、今回は、そのなかでも、先輩(後輩)や知人から、情報収集するための方法や、何を聞くべきか?ヒアリングのポイントについてお伝えいたします。
先輩(後輩)、知人、友人のルートを確立する
まず、自分の知り合いのネットワークの中で、興味をもっている業界や会社の知り合いがいるかどうかを確認します。知人がいれば、直接お願いするよにすればよいでしょう。いなければ、間に入ってくれる人を探します。よく世界は、6人たどれば誰にでも繋がるといわれています。できれば、自分の入りたい会社に勤務している人と話したほうがいいですよね。生の情報が聞けますし。ではどうやってその会社に勤務している人をさがしたらいいか? 状況によって方法が変わってきます。
もう面接を受けてもいいというぐらい前のめりの場合
人材紹介会社に登録すればよし。自分のスキルが合っていれば、書類選考はありますが、紹介してもらえます。その場合は、会社によっては面接ではなく面談的に、ややソフトにやってもらうことも可能です。成長企業やベンチャーなど知名度はそこまでない会社は、いい会社でも採用には苦労していますので比較的融通がききます。まだ転職をそこまで考えていない場合
この場合は、紹介会社の方も安易には紹介できにくい場合があり、その候補となる方が企業側からみて絶対にほしい人材でありそうとか、担当営業と社長や人事が相当懇意な関係にあるとか何かの要素が必要です。その場合、自力で探す方法も考えたいものです。大学のネットワークを活用
では、知人、友人関係にその会社に該当する人がいない場合。そんな時は、大学時代の友達を思い出し、聞いてみるとよいでしょう。大学の友人たちも転職しているケースも多く会社を変わっている人が多いはず。自分の行きたい会社に転職している人もいる場合もレアですが、あるかもしれません。また、その大学時代の友人の友達がいるかもしれません。まずはあたってみましょう。これは、大学でなくても高校でももちろんOKです。SNSを活用
GREEやmixiのなかで、検索すると、会社名を出している人がいます。その場合、会ってもらえる可能性もなきにしもあらず。また、共通の友人がいることも、SNSではわかりますので、共通の友人がいれば、紹介してもらうことが可能です。次のページでは、会えた人に何をヒアリングしたよいのか、そのポイントをご紹介します。