3000人以上の方のキャリアカウンセリングや人事採用の経験を通じてわかったことですが、
面接で落ちる人には一定のパターンがあります。ここでは、代表的な失敗例をご紹介しますので、“人のふり見てわがふりなおせ”ではないですが、ご参考になさってください。
パターン1:自己分析ができていない
まずは、自分自身を見つめなおすことからはじめよう。「強みは?」「弱みは?」「何をやりたいのか?」 |
また、たとえば強みがコミュニケーション力と答えた場合に、なんらかの具体例を求めれることがありますが、ここで、ありきたりな例しかでてこないとなると、そもそも、それって、コミュニケーション力あるの?と面接官に疑問を与えてしまいます。まずは、自分の強みや弱みをしっかりと把握し、それぞれの具体例などがすらすらと話せるようでなければ、「己を知った上での転職の決意だ」という、肝心な部分が面接官には伝わらないのです。
パターン2:志望動機があまりにも安易
強みや弱みと同じように、志望動機は?と問われたときにとってつけたような浅いものを答える人も多いようです。たとえばですが、人材業界への転職であるにもかかわらず、「人の役に立ちたい」「たくさんの人に接したい」などと動機を答えたりすると、他の仕事でも、人の役に立つし、多くの人に接することはできますよ、と思わずつっこみたくなるものです。業界の魅力、会社そのものの魅力、仕事内容の魅力など、ポイントを3つぐらいに絞って考えてみると良いでしょう。もちろん、考え抜いた志望動機が大切なのではなく、自身に対し、なぜその会社で働きたいのかと、きちんと問うことが大切です。
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