求職登録システムの利用も考えてみよう
求人情報を提供するサイトでは、一部ですが、求職者として自分の履歴を登録しておき、企業からのアプローチを待つというシステムを提供しているところがあります。受け身の活動で、必ずしも希望の会社から反応があるとは限りませんが、いいところがあれば転職しようとか、自分のキャリアが企業にどのように評価されるのか知りたいという人には便利なシステムといえます。
このサービスを提供しているのは、リクナビNEXT、毎日キャリアナビ、日経Bizキャリアなど。ただし、日経Bizキャリアの場合は、企業から直接ではなく、人材バンクから情報が寄せられる形となっています。
面接日などはメールでの連絡をお願いしよう
携帯電話が普及する以前は、応募先から面接日などについて連絡を入れてもらう場合、勤務先に個人名で電話を入れてもらうとか、留守電にメッセージを吹き込んでもらい、それを出先からチェックするという方法でお願いするなど、けっこう気を遣ったものです。
今では、ケータイで簡単に連絡をもらうことができますが、仕事中に電話を受けるのでは、周囲に気遣う必要がある点は同じことです。話の内容次第では、転職活動していることを同僚に知られてしまうことにもなります。
面接日の連絡その他については、電話以外にメールでもOKとする会社は増えていますので、できればメールでお願いし、自宅で受信するというのが一番確実な方法です。
入社日は無理せずゆとりの時期で交渉
在職しながらの転職では、転職先が決まり、入社日も約束しているのに、会社が退職を認めてくれないという事態も起こりえます。
採用内定から入社までどれくらい待ってもらえるかは応募先の会社次第ですが、退職者の穴埋めのための採用ということでもなければ、2カ月から3カ月程度は待つとする企業がほとんどですから、今の仕事の進行状況を勘案して、できるだけ先に設定してもらいましょう。
会社の就業規則で、退職手続きとして「2週間前」とあれば1カ月後、「1カ月前」とあるなら2カ月後に退職時期を設定すれば十分です。
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