あなたは、業界未経験なのか職種未経験か?
未経験での転職は、可能なのか…? |
■業界を変える転職
例)現在、営業職で金融業界にいるが、次はインターネット業界に行きたい
⇒自分の営業実績とその実績をあげるためのノウハウや資質が、ネット業界でも活かせるというエピソードやアピールをすることによって確率は大分あがります。
■職種を変える転職
例)現在は、サービス業で経理をしているが経営企画に異動したい
⇒この場合は、案件次第です。できれば経験者が欲しいものの、素養があるとみなされるかどうか。職種が違っていても、例えば、経理業務と経営企画業務の共通項である、数字を正確に扱う仕事が類似しているといったことや、現職の経理ポジションに対して、その仕事だけではなく、一部経営企画に絡んだ仕事内容などをアピールすることが重要です。まったくそのような経験がなければ、まずは今の会社で働きかけていくことからはじめましょう。
自己分析する(自己分析、職種のマッチング、診断ツールの使い方)
何故今の会社を選択したのか?を掘り下げて考えてみましょう。たとえば
・自分の仕事上の成功体験/失敗体験
・上司からの評価
・同僚からの評価
・部下からの評価
・知人、友人からの評価今の本音の心境(会社に対して満足している点、していない点)
・自己満足度を評価すると100点満点で何点か?その理由は?
・将来はどうなりたいか?
・なりたい自分に近づくためのステップ、方法は?
などを、実際に文字にしてまとめてみると良いと思います。また、信頼できる方に自己評価については、チェックしてもらうと良いでしょう。できればあなたの上司が、客観的に評価できる方であることが望ましいですが、必ずしもそうでない場合もあるかもしれません。
また、面接においてですが、未経験者ほど新しい仕事でも積極的に自分で考え、調べ、人から聞き、問題点を解決しながら、仕事の成果を出したという経験やそのような思考特性、行動特性があるかどうかが見られています。あなたは、自分を思い出してみて、そのような傾向がありますか?あれば適応性高く、転職してからも仕事がうまくいく可能性が高いでしょう。
自己評価が「ズレ」ているなと面接官に思われたらまず内定は取れないと思ってください。
例えば、コミュニケーション力があり、誰とでも話せることを強みだという方が比較的多いですが、本当にコミュニケーション力の高い方は、それが当たり前だと思っているので、案外、コミュニケーション力が高いというのが売りだとはいわずに、結果としてコミュニケーション力が高いことを知らしめるような面接をしています。
ここで、自分を知るために、参考になる本とツールのご紹介をします。
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす』
この本は読むだけではなく、本を買うとIDがついていて、自分の強みを知るためのウェブテストが受験できます。強みに立脚した仕事をしていったほうが、成長も早く、無理なく働ける場合が多いようです。私もこのテストは実施済みで、参考にして、今の仕事をしています。とても興味深い内容です。
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