職務経歴書は3枚以内に!
自分の経歴をコンパクトにまとめてアピール |
内容は、企業側が特に求めている部分を強くアピールすべき。たとえば、営業経験と人事経験がある方が、人事のポジションで面接を受ける。この場合は、人事経験のほうを厚く、細かく、能力面に含めてアピールすべきでしょう。
職務経歴書の自己PRに根拠がない!
案外、自己PRに根拠のない方が多いです。コミュニケーション力がある。交渉力がある。その言葉自体は、もちろんOKです。しかし、その後に、なぜコミュニケーション力や交渉力があるといえるのか?具体例や、数字での説明(何%達成や何番中何番の営業成績だったなどの実績)があることが望ましいです。「沢山の」「いろいろ」「さまざまな」は基本【NGワード】です。AとBの2点あるなど、具体的にして欲しいところ。さまざまなという言葉を使う人で、本当にさまざま、数え切れないほどの種類をもっている方がおらず、聞いてみると、ポイントが2つぐらいしかなかったり、頭のなかが整理されていない人だなと感じたりします。それでは損をしてしまいます。職務経歴書に書いてあることが嘘!
これは、本当にまずいです。嘘までいかなくても限りなくそれに近いこと。たとえば、あるプロジェクトを企画、立ち上げから実行まで、自分でやったと宣言する人がいます。それに対する質問は、なぜその企画を思いついたのか?役割分担は、どのようなメンバーとしたのか?ボトルネックは何だったか?それに対して、具体的にどのようなアクションをしたのか?など、いくつか質問をされると、嘘はすぐにばれてしまいます。ちょっとよく見せることはいいのですが、嘘は論外です。ちょうど先日、ある経営者から聞いた話です。同じ会社から、Aさん、Bさんの2名が受験しにきた。アピールするプロジェクトもまるで同じ。ふたりとも自分が主担当者だといっている。いくつかの質問をなげかけたときに、どちらが、本当に仕事をしているのか、詳細を聞くことでわかったとのこと。最終的には、肩書き的には下の立場の方が実質の責任者であり、実行力があるということで、そちらの方を採用したとのこと。
【ポイント】自分の実績についてポイントをついて話すためには、
(1)5W1Hで考えてみる になぜ?何を?誰が?いつ?、どこで?、どのように?
(2)STARで考えてみる
situation:どんな状況で
task:どんな課題があり
answer:どんな解答を出して
result:どん結果がでたのか
という結論と理由(プロセス)を考える、
ということを意識してみると大分違ってきます。
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