自分を成長させたい。もっと成長できる会社で働きたいといった希望を良く伺います。自己成長が止まってきたと感じると、転職を考える方が多くいます。では、成長するためには、どんな要素が必要なのでしょうか? 今回は、人が育つということをテーマに考えてみます。
人が育つ企業の見極め方
じつは、人が成長しない会社というものはありません。成長するかどうかは、自分次第。しかし、より早く成長したいという希望を持っている人も多いはず。このサイトを見ている方には仕事に対して、意欲的な方が多いと感じます。いち早い成長を望んでいたり、仕事で自己実現をしたいという方にとって、「成長」をより早くするということは重要なことだといえるでしょう。それでは、人が成長する可能性が高くなる会社の要素をいくつかご紹介します。
■成長している業界である
成長業界には、ビジネスチャンスが非常に多くあります。新規事業のチャンスもあれば、子会社を作ったり事業やチームをまかされる可能性が高くなります。起業するチャンスというものも成長業界だからこそ、起こりやすいといえます。ここ10年ほどの期間でみると、IT業界や人材業界は成長業界と思います。そこで働く多くの人がチャンスを得て、責任のある立場について活躍している傾向があります。
■成長している会社である
成長業界のなかでも当然のことながら、より成長する会社もあればしない会社もあります。その会社固有の強みをもっているとか、マネジメントに長けている経営層がいるとか、立ち上げた分野のサービスがかつてなく、一人勝ちになっているとか、何かの突出した要素があれば成長業界のなかでもより強い成長を遂げていくことになります。そうすると、結果として会社が大きくなれば、若手の人材により仕事をまかせていくということになります。
■若くても仕事をまかせてくれる
成長している会社では、常に仕事に対して人が足りないという状況が続きます。通常の会社であれば、15年で管理職になるところを、短ければ、2、3年、長くても5年ほどの期間で管理職になるチャンスがあります。また、営業職として入社をしたが、異動をしてマーケティングや人事など希望する職種につける可能性もあります。会社が伸びていなければ、昇進するまでに時間がかかります。仮にサーフィンに例えるなら、どんな波でも、うまいサーファーなら乗りこなしますが、より良い波をつかめばさらに大きく進むことになります。
いくつかのポイントを挙げさせていただきましたが、やはり実例としての情報が欲しいところ。今回は、現在成長をとげているIT業界のヘッドウォータースを取材させていただきました。
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