通勤電車の混雑率「%」で見るレベルの違い
国土交通省が、首都圏の鉄道のピーク時混雑率について、2017年度の調査結果を発表(公共交通の「快適性・安心性評価指標」について)。これによると、一部のJR路線などで混雑率の改善が見られ、混雑率180%超の路線が12路線から11路線へと減少しています。ところで、混雑率にはどんなレベルがあるかご存知でしょうか?
- 100%:乗客全員が座席に座るか、つり革につかまっている状況。
- 150%:肩が触れ合う程度で、新聞が楽に読める。
- 180%:体が触れ合うが、新聞は読める。
- 200%:体が触れ合い、相当圧迫感があるが、週刊誌程度なら何とか読める。
<目次>
通勤電車の混雑率が一番高い路線は...?
さて、混雑率の違いがわかったところで、いよいよ気になるランキングを発表します!- 第1位 東京地下鉄東西線:199%
- 第2位 JR東日本総武緩行線:197%
- 第3位 JR東日本横須賀線:196%
- 第4位 JR東日本南武線:189%
- 第5位 JR東日本東海道線&東京都日暮里舎人ライナー:187%
- 第7位 JR東日本京浜東北線:186%
- 第8位 JR東日本埼京線&東急田園都市線:184%
- 第10位 JR東日本中央快速線:184%
とうとう混雑率200%を超える路線が0になったのは、とても喜ばしい状況。全体的に見ると、ワースト10の10路線中7路線がJR路線。ワースト10ランキングのJRの地位は、やはり磐石と言えそうですね。
通勤電車の混雑率が一番高い区間は...?
では、混雑率が高い区間はどうなっているでしょうか!- 第1位 木場→門前仲町(東京地下鉄東西線):199%
- 第2位 錦糸町→両国(JR東日本総武緩行線):197%
- 第3位 武蔵小杉→西大井(JR東日本横須賀線):196%
- 第4位 武蔵中原→武蔵小杉(JR東日本南武線):189%
- 第5位 川崎→品川(JR東日本東海道線):187%
- 第6位 大井町→品川(JR東日本京浜東北線):186%
- 第7位 池尻大橋→渋谷(東京急行電鉄田園都市線)&板橋→池袋(JR東日本埼京線):185%
- 第9位 中野→新宿(JR東日本中央快速線)184%
- 第10位 新小岩→錦糸町(JR東日本総武快速線):181
東西線が堂々の二冠達成となっています!ワースト10の区間に2区間も入っている「錦糸町」「武蔵小杉」「品川」の3駅で乗り換えする人はかなり大変なことが伺えますね。
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