文章:石原 敬子(All About「よくわかる経済」旧ガイド)
中川昭一前財務・金融(内閣府特命担当大臣・金融担当)大臣の辞任で、与謝野馨経済財政担当大臣が兼任の形で後任になりました。経済産業大臣を含めた経済閣僚は、組閣の際に注目されるポストです。

そこで、気になるのが大臣の役割。ここで改めて、経済閣僚の役割と統括する省庁の仕事をまとめてみました。

まずは、財務大臣と財務省の役割から。

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財務大臣、「国のお金」を担当する大臣(1P目)
財務省の主な仕事(2P目)
仕事が広範囲の財務大臣(3P目)

財務大臣、「国のお金」を担当する大臣

国会中継
財務省は国のお金を担当。財務省を統括する大臣が財務大臣
財務大臣は、財務省を統括する国務大臣です。重要閣僚ポストの1つといわれます。以前は、大蔵大臣といいました。2001年(平成13年)1月、中央省庁の再編で大蔵省が廃止されて財務省になり、これに伴って大蔵大臣職も廃止、財務大臣が設置されました。

財務省の仕事は、国のお金のことを中心に扱い、国民の生活の安定と向上を支える役割。予算を立てて税金や借金(国債)で資金を集めて使い道を計画することや、外国とのお金のやり取りをスムーズにさせる仕事を担います。

前財務大臣「もうろう記者会見」となってしまったG7は、先進7か国の財務大臣と中央銀行総裁が一堂に会する会議。国際間における経済・金融問題について話し合います。

現在の財務大臣は、前大臣の「もうろう記者会見」による辞任を受けて就任した与謝野馨大臣で、11代目。麻生太郎内閣で、現経済財政担当大臣を務めているため、同時に後任に指名された金融担当大臣と、3大臣を兼任することになりました。歴代の財務大臣は、初代の宮沢喜一氏、塩川正十郎氏、谷垣禎一氏などが名を連ねています。

次のページでは、財務省の仕事について解説します。