文章:石原 敬子(All About「よくわかる経済」旧ガイド)
前回記事、「標準的な家計、知りたい?」では、平均的な家計データと自分の家計を比較することに対して疑問を投げかけました。といえども、やっぱり平均的な家計の姿は気になるもの。

そこで、2007年の家計調査から、平均的な支出の内訳をご紹介しておきましょう。

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【2007年の家計簿を覗き見!(この記事)】
やはり気になる平均的な家計簿(1P目)
ボーナスでフトコロ温まったのは?(2P目)
痛いのは教育費?苦しい40代(3P目)

【シリーズ"家計"の記事】
「標準的な家計、知りたい?」
「ニュースでたどる消費の傾向」
「消費いまむかし、40年の変化(仮題)」
「地域特性おもしろ消費(仮題)」

やはり気になる平均的な家計簿

次の図表は2007年の家計調査の結果で、勤労者世帯(世帯主が会社、官公庁、学校、工場、商店などに勤めている世帯)の家計支出の内訳です。

勤労者世帯における2007年の家計の状況
   (出所:総務省「家計調査」)


総世帯二人以上の世帯単身世帯
消費支出289,821322,840191,545
食料63,54170,21043,595
住居22,17120,23622,733
光熱・水道
18,23321,44510,245
家具・家事用品8,3959,8464,745
被服及び履物13,44414,8097,440
保健医療9,94911,6735,774
交通・通信42,35846,31621,936
教育14,21318,90826
教養娯楽31,44433,18721,734
その他の消費支出66,07376,21036,406

(単位:円)

消費支出は、総世帯で約29万円、二人以上の世帯で約32万3千円、単身世帯で19万2千円となっています。総世帯のうちの勤労者世帯平均は、人員が2.83人、有業人員が1.49人、世帯主の年齢が45.4歳です。

2007年の勤労者は、実収入が増加したとのこと。次のページでは、支出の特徴を挙げてみることにしましょう。