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株取引の極意を教える、この格言【売買編】(4ページ目)

株式投資の格言、第2弾!売買をする前に先人の教えを請い、冷静になってみることにしましょう。

執筆者:石原 敬子

売買しないのも取引、「休みの極意」

女性
取引をしないのも「株式取引」
売買だけが投資ではありません。売買をしないでいる時間も投資をしているのです。

●売り買い休め
株式市場と正面から向き合うには、分析も必要。ちょっと冷静になって、市場を遠くから見たり、銘柄の分析をしたりするために、一呼吸入れるのも大切です。

●売るべし買うべし休むべし
「売り買い休め」と同様で、株式投資には、売りと買いだけではなく、休むことも大切です。

銘柄を研究する時間、投資環境を見る時間、街に出て世の流行をチェックしながら考える時間、相場をじっくり見つめる時間、そして精神統一(?)に相場から離れてゆっくりする時間・・・全て投資に必要な時間です。

●相場の器用貧乏
株式投資を行う場合、要領よくこなして利益を出すなんてウマいことはありません。器用がゆえに熱心に情報を集めてきてあれこれと売買をしても、どっしりと構えてじっくり投資をする人にはかなわないものです。

●損して休むは上の上
損をしたときこそ、投資からしばらく離れてお休みをするのが上級者だ、という意味です。気持ちが冷静になれたところで再開しても、遅くはありません。

●売買をせけばせくほど損をする、とくと休んで手を変えてみよ
思いつきで次から次へと売買を繰り返すのはうまくいかないという意味です。じっくりと研究をして、出直すことが大事です。気持ちも冷静になれます。

株式投資は「不労所得」などと一時期言われていましたが、実はじっくりと研究、分析をして挑むものですから、それがある意味では、知的労働と言えるのではないでしょうか。

休むことで、自分の気持ちを冷静にすることもできます。さらには、休んでいる間に新たな投資のアイディアや判断が浮かんだり、相場研究をすることもできます。ぜひ、かぶりついて売買をするだけではなく、休みながら、気持ちに余裕を持って投資をして下さい。


【関連サイト】

「株式取引の心理に迫る、この格言【心理編】」

「株式市場のクセを知る、この格言【相場編】」


【関連リンク】

「株式・投資のイロハを学ぶ」
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