ロス移送は間近?! 捜査側と弁護側が激突!
ロス疑惑で焦点となる三浦容疑者のロス移送。サイパンの知事は、シュワルツェネッガー・カリフォルニア州知事がサインした移送申請書が届き次第、移送命令に踏み切る方針を明言しました。これに対し、同容疑者の弁護側は対決姿勢! 判決が確定した事件の刑事責任を再び問うことを禁じる「一事不再理」を盾に、あくまでも移送取り消しを求める方針です。そしてついに、あの大物弁護士まで参戦! 3月7日、弁護人のバーライン氏は、ロス市警が1988年に取得した殺人・共謀罪の逮捕状の破棄を求める訴訟を起こすことを表明。カリフォルニア州で行われる裁判を担当するのは、有名人の弁護を手掛けてきたマーク・ゲラゴス弁護士です。一体どんな弁護歴の持ち主なの?セレブ弁護士の高額報酬は、なんと時給7万円!
ゲラゴス氏は、ロス生まれの50歳。全米屈指の敏腕弁護士で、その依頼人はセレブ・クラスのオンパレード! マイケル・ジャクソンを始め、クリントン前大統領の弟、女優……。最近では、メジャーリーグのバリー・ボンズ選手の薬物使用疑惑を巡る裁判にも関わり、まさに「セレブ御用達」の弁護士と言えそう……。そして、気になるのがその弁護士報酬です。ゲラゴス氏の場合、弁護費用も「超高級」! 時給400~700ドル(約4~7万円)と言われる高額報酬は、大人数の弁護団を率いた長期裁判ともなれば、億単位に膨れ上がる可能性もあり?! 一方、三浦容疑者は、「年収は妻のビジネスで3万ドル(約310万円)。私には収入がない……」。同容疑者は今後、捜査当局以外に金策という新たな「敵」との闘いを強いられそうです。【関連サイト】
・ロス疑惑の焦点!「一事不再理」
・なぜ今ごろ再燃?ロス疑惑の裏側