高給にリッチな退職金に豪華公舎……。多選を批判されても、知事は一度なったらやめたくない! 写真提供:フリー画像素材EyesPic |
【CONTENTS】
■1ページ…… 東国原知事は「経費節減」をアピール! 一方、都知事選は14人が立候補する大乱戦!
■2ページ…… 全国の知事「高給取り」トップテンは? 「高給」以外にリッチな退職金も!
■3ページ…… 「番外編」のおまけ! 給料が一番安いのは、どの自治体の知事?
「経費節減」の努力の賜物? 「東国原効果」はエンジン全開!
1月の「プレ統一地方選」で当選した、そのまんま東改め東国原英夫知事。その経済効果は、1週間でなんと約165億円! 県のホームページへのアクセスも過去最多を記録と、その人気ぶりがうかがえます。就任直後から対応に追われた鳥インフルエンザ問題も3月1日、無事「終息宣言」を出し、残る懸案は、1兆円に迫る県の借金(県債残高)!そこで知事は、「経費節減」を猛烈アピール! 選挙戦では、自らの給料の20%カットを公約に掲げましたが、就任後は、知事公用車を黒塗りの高級車からハイブリッド車に切り替え、ガソリン代など年間約60万円を削減。また、2003年約4.7億円かけて建設された知事公舎にも「住まない」予定で、年間数百万円の警備費用が浮く模様……。行財政改革も家計と同様、地道な「節約」が大切ですね!
首都決戦は、総勢14人の候補者がひしめき合う大混戦!
一方、石原慎太郎知事の3選なるか?に焦点が集まる東京都知事選では、前宮城県知事・浅野史郎氏が3月6日、ついに参戦宣言! 東国原知事の「出馬すべき!」のエールに勢いを得たのか?石原知事を「奢りが出てきた」と痛烈に批判し、2016年のオリンピック招致も「慎重に考え直す必要がある」。現知事を相手に対決姿勢を鮮明にしていますが、選挙戦では、「政党推薦」を受けずに民主党の「支援」を受ける方針。一方の石原知事は、自民党が「支援」。政党の看板がかすんでも、実態は「自民v.s民主」の代理戦?!このほか、建築家の黒川紀章氏、元足立区長の吉田万三氏などが早々と立候補を表明するなど、都知事選は総勢14人の候補者がしのぎを削る大混戦の様相。知事選の投票日=4月8日には、13都道県で選挙が予定されていますが、首都決戦はひときわ熱い注目を集めそうです。
ところで、巷では、知事は「高給取り」というもっぱらの噂ですが、知事の給料って、どのぐらい高いの? 都知事の給料はいくら? 次のページではいよいよ、全国の知事「高給取り」トップテンを発表! そして、あっと驚く「退職金」の実態も…… → 次のページへ