東京・愛知・大阪・神奈川……「高給取り」は大都市圏が中心!

景気
※ 給与条例上の額(特例カットは含まない)、2005年4月1日時点。
『長野県特別職報酬等審議会資料(2005.12.10)』より作成

知事の給料は、条例により自治体ごとに定められていますが、47都道府県のうち、給料(月額)が高いのはどの自治体? 上の表を見ると、第1~7位までを東名阪の大都市圏が占めています(黄色部分)。中でも、首都・東京は2位の愛知県に大差をつけ、ナンバーワン! 現在は158.5万円まで引き下げられていますが、1位であることに変わりはありません。ただ、財政難の折、給料額は全国的に引き下げられる方向にあるほか、ほとんどの自治体が時限的な減額を実施。2005年11月1日時点では、43都道府県が5~30%の特例カットを行っています。ちなみに、1ページで見た東国原知事の給料は現在、124万円から10%減額。公約の20%カットは4月から実現!

「高給」だけじゃない! 多選知事なら、退職金だけで○億円!

ところで、知事の収入は給料だけではありません。上記資料によれば、およそ500~800万円の期末手当(年2回)を合わせると、年収ベースで2,000~2,800万円(特例カットは時限措置であるため含まない、以下同様)。これに、退職手当3,100~5,300万円が加わり、1期=4年間の収入総額は、なんと1億2,000~6,000万円近くにも! ちなみに、高収入トップスリーは?
■東京都…… 1億5,730万円
■愛知県…… 1億5,201万円
■千葉県…… 1億4,945万円

つまり、サラリーマンの平均生涯年収2~3億円(40年)の半分が、たった4年で稼げる! おまけに、退職金は1期ごとに受け取れるから、多選なら退職金だけで億単位になる場合も! では、それだけの価値のある成果を果たして上げている?

相次ぐ知事の不祥事、「高給」は分不相応?!

振り返れば昨年は、官製談合事件を舞台に知事の逮捕が相次いだ年でした。
■佐藤栄佐久・前福島県知事…… 下水道工事の談合で弟が逮捕された責任を取り辞任後、収賄(賄賂を受け取る)容疑で逮捕!
■木村良樹・前和歌山県知事…… トンネル工事の談合で県幹部などが逮捕された責任を取り辞任後、競売入札妨害(官公庁が行う競争入札・競売を妨害する)の共犯・収賄容疑で逮捕!

そして、安藤忠恕・前宮崎県知事も、競売入札妨害の容疑で逮捕→東国原新知事の誕生となったわけですが、税金から「高給」を受け取った上、犯罪に手を染めていたとなれば、「高給」の負担者=住民は、怒り心頭に発する! 不祥事が相次ぐ中、知事の「高給優遇」は一度、給料・退職金を含め根本から見直す余地あり!と言えそうです。

ところで、あなたの街の知事は、果たして「高給」に価する仕事をしている?

最後に、「番外編」のおまけ! 上記では「高給取り」を紹介しましたが、逆に、給料が一番安いのは、どの自治体の知事? 1期の収入総額で見た場合は? 実は……意外な?県が登場! → 次のページへ