誰でも話したいことがある
普段の聞き方を振り返ってみましょう。知らないうちに相手に不快感を与えているかも。 |
忘れてはならないことは、誰でも、自分が得意なことや興味あることを話したがっている。
どうしても相手を前にすると、自分で何を話そう、次はどうしようとばかり考えて相手の話を聞いていないことがあります。それを相手は敏感に察知し「ちゃんと聞いているのか!」ということになるわけです。
「そんなこと言っても、相手が話してくれないので……」という人は、相手が話したいことのきっかけを、うまく作れていないのでしょう。以前の記事「話題豊富な会話術」でも紹介したように、「話したい!」と思わせるきっかけは、こちらで作っていかないといけません。それが出来たら、ひたすら聞く……ベストリスナーになってください。すると、相手はず~っと話してくれます。だって、話すことが楽しいからです! なぜなら、あなたが真剣に聞いてくれるからです!
その聞き方では話したくない
傾聴する、という言葉を聞いたことはありますか? コーチング、カウンセリングではこの聞き方をしています。どこが違うかというと相手を受け入れて、心で話を聞くこと。これが出来ると、相手はとても気持ちよく話せるようになります。あなたはこんなことをやっていませんか?
●他の事を考えながら聞いている
●相手の顔や視線を合わせずに聞いている
●体をまったく動かさずに聞いている
●返事は「はい」しか言っていない
●相手が言い終わるのを待たずに話す
●質問ばかりしている
これだと、相手は「なんだか嫌だな~、もう話したくない」と思います。意図的でなく、緊張のあまりにそうなったこともあるでしょうが、相手は不快に感じています。ますます空回りしてしまい、居心地の悪い状態になってしまっているのです。
次のページで、これらのポイントの説明と好感度アップの聞き方をご紹介します。