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池谷直樹さん直伝! 夏休みに跳び箱を克服(2ページ目)

夏休みは『苦手』を克服するチャンス! そこで運動がちょっぴり苦手なキッズなら、『マッスルミュージカル』のトップアスリート直伝講座で苦手を克服しませんか?

執筆者:別当 律子

跳び箱を跳ぶための4つのポイント

跳ぶ経験を重ねることで恐怖心も克服できる!

■しっかり走る!
基本的なことですが、助走に十分なスピードがなければ高く跳び上がることができません。
また、せっかく助走にスピードがついていても、ロイター板の前で減速してしまう場合が多いので、そうした場合にはやはり一回でも多く跳んで跳び箱やスピード感に慣れることが大切だそうです。


ロイター板を上手に使えれば、誰でも跳び箱を跳べる!
■ロイター板は両足で蹴る
跳び箱を跳ぶために十分なジャンプ力を得るためには、『ロイター板』の使い方が一つのキーポイントになります。
上手に跳べない子どもを見ていると、バタ足踏みになっていたり、ロイター板の上に立ち止まっている場合が目立ちました。
ロイター板から十分に力を得るためには、必ず両足でロイター板を踏みきるようにします。


当日一番指摘されている子どもが多かったのが『視線は前におく』というポイントでした
■視線は前方に!
自転車でもそうですが、視線の方向と力の向う方向は比例します。
恐怖心もあってか、跳び箱を跳ぶ時にどうしても手を付く場所、つまり下方に視線を向けてしまう子が当日も目立ちましたが、それでは十分な飛距離が得られません。跳び箱を跳ぶ時には、着地すべき前方に視線を向けるようにします。


池谷直樹さんのお手本姿勢。美しい!
■手は前方につく
手をつく場所は、跳び箱のなるべく一番奥の部分に。そして手をついたら、それを支点になるべくお尻を高くあげるようにします。
「正しいやり方、手順を覚えて繰り返し練習すれば、誰でも跳び箱を跳べるようになりますよ」(池谷さん)


練習すれば必ず跳べる!
■家での練習方法とは
跳び箱を家で練習しようとしても、道具もスペースもないのでなかなか難しいもの。そこで池谷さんに、家での練習方法をお伺いしました。
「イスなどに両手をついて、それを支えにジャンプしてお尻をあげる練習を繰り返して下さい。両手だけで自分の体重を支えるというのは、日常生活の中ではなかなか体験できないだけに、どうしてもその姿勢に恐怖心を持ってしまう子が多いんです。家でこの練習を繰り返し、両腕で体重を支える感覚をつかめば恐怖心も消えて、跳び箱を跳べるようになりますよ」

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