落雷にまつわるある判決
雷は、人の命を奪うこともある怖い存在 |
ところでみなさんは、先日、落雷に関するある判決が出たことをご存じでしょうか?
高校のサッカー部の試合中に落雷が直撃し、なんとか一命をとりとめたものの、現在も重い後遺障害と闘っている男性に対し、長い裁判を経て、大会主催者や男性が在籍していた高校に対し、3億700万円の賠償を命ずる判決が下ったのです。
この裁判では、当初「落雷は予見できなかった」として、学校側や大会主催者に対して無罪判決が出ていましたが、差し戻し審となった今回の裁判では、「落雷の危険は予見できた」として、賠償を命ずる判決となったものです。
サッカーや野球の練習は、河原など、避難場所がない場所で行われていることがほとんど |
そうではないご家庭でも、秋のキャンプ、紅葉狩り、山菜とりなどのアウトドアレジャーや、これからいよいよシーズン本番を迎える運動会など、いつ、どこで、屋外に子どもといる時にゲリラ豪雨や雷に遭わないとも限りません。
また、少年野球などの場合、親がコーチや監督として参加していたり、引率責任を負っているというケースが少なくありません。
そうなれば、自身や子どもたちが落雷被害に遭うだけではなく、万が一の事故が起こった場合、正しい避難行動をとらなければ、高額な賠償責任を負う可能性も否定できません。
そこで今回は、ゲリラ豪雨、落雷から子どもを守る方法を学べるサイトをご紹介します。