夕方のお楽しみは”人形劇”
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『新八犬伝』は滝沢馬琴の南総里見八犬伝が原作で、「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」の玉を持つ伏姫ゆかりの八犬士が、玉梓の怨霊と戦うストーリーで、1973年から約2年間に渡って放送されました。
なんといっても印象的だったのは辻村ジュサブロー作の人形で、子どもの目には相当に怖い! 怖いけどなぜか見てしまう! という、ある種”中毒性”のある番組でした。
一方、『プリンプリン物語』は、1979年から約3年間に渡って放送された人形劇で、王女プリンプリンが自分の故郷を探して仲間といっしょに旅をするストーリー。王女の声優も務めた石川めぐみさんの歌う主題歌の”プリンプリンプリ~ン♪”というフレーズが今も耳に残っているママも多いことでしょう。
さらに、夕方6時台といえば、NHK枠ながら忘れることができないのが『少年ドラマシリーズ』でした。
1972年に放映されたドラマシリーズ第一弾の『タイムトラベラー』は、いわずとしれた『時を駆ける少女』が原作。私事で言うならば、後にも先にも、こんなに夢中になって見た番組はないといっても過言ではありません。
ところがです! 当時はまだVTRテープが高額だったため、NHKといえどもテーブの重ね撮りをしており、現在この名作が残っているのは、一般視聴者が録画していた最終回の映像のみ! もう見られないとなると、どうしてももう一度見たくなるのが人の常。あ~。もう一度でいいから初回からすべて見たいものです!
このほかにも『なぞの転校生』『幕末未来人』『七瀬ふたたび』など話題となった名作も多かったこのシリーズ。現在少年、少女向けの本への興味の入口ともなるようなドラマがないだけに復活を強く望みます!
思い出の学校放送はコレだ!
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タンちゃんとペロくんがいろいろな職場を見て回る『働くおじさん』、近頃のNHK教育では人気タレントが出ることは珍しくもないことですが、当時は本当にごくまれにしか普通のドラマでもよく顔を見かける有名俳優が登場することなどなく、それだけに登場した時には教室中が「オオ~ッ」と騒然となった「くらしの歴史」、等身大の小学生のドラマ「さわやか3組」などなど、わずか15分ほどの番組だったのに、どれも深く思い出に残っている番組が多いのも学校放送の特徴です。
最近では写真でご紹介している『懐かしのこども番組グラフィティー』のように、当時の番組をDVDで見ることもできるので、親子で鑑賞して自らの子ども時代の思い出を、子どもたちに語ってあげるのも楽しいのではないでしょうか。
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