川から楽しむ花見も、オツなものですよ!ようやく水ぬるむ季節となってきましたが、桜の花も咲くこの時期、街ばどこに行っても人手が多く、子連れにはなかなか大変です。そこで提案! 喧騒の街を抜け出して、”水上散歩”を楽しんでみませんか? 日本各地では、水上バスや川下りなど、舟遊びが楽しめるスポットが少なくありませんし、そこから満開の桜を楽しむこともできます。そこで今回は、水上バスの代表格”隅田川ラインクルーズ”の旅をご紹介。さあ、川の上から家族で桜見物を優雅に楽しんじゃいましょう!乗船は浅草と日の出桟橋から乗船場所は、その後の予定のことも考慮して決めましょう隅田川ラインクルーズは、日の出桟橋~浅草間を約35分かけて運行されている水上バス。日の出桟橋と浅草、どちらから乗船するかは、もちろん自宅からのアクセスなどにもよりますが、桜のこの季節、隅田川の花見客でにぎわう浅草よりも、日の出桟橋からの方が多少は待ち時間が少ないかもしれません。また、日の出桟橋は最寄駅がゆりかもめ線ですから、お台場などでたっぷり遊んだ後に、夕暮れ時にサンセットクルーズを気取って船に乗る…… ということも可能なので、家族連れには日の出桟橋からの乗船がオススメかもしれません。(浅草から日の出桟橋便の場合、途中、浜離宮に立ち寄るため、運行時間が5分長くなります)乗り心地はどうなの?こちらは最新の水上バス”ヒミコ”。浅草~お台場間で運行されています隅田川ラインクルーズは、その名のとおり”隅田川”を運行しているので、海上船と違い、激しく揺れる心配はありません。また、船内はもちろんトイレも完備。さらには飲み物やお菓子、そして限定グッズなどを販売している売店もあります。のんびりと船旅が楽しめる、座り心地がいい椅子が付いたサロン風の船内のほか、眺望が思い切り楽しめるオープンデッキなどもあります。子ども連れなら、行き交う船に手を振って楽しむこともできるオープンデッキのほうが、気兼ねなく楽しめるかもしれませんね。お楽しみポイントは?橋を下から眺めるなんて、なかなか体験できません!隅田川ラインクルーズのお楽しみは、なんといってもその眺望。日の出桟橋から眺めるレインボーブリッジ、そしてお台場の眺めは、まるで近未来都市のようですし、隅田川にかかる12の橋の真下を、手を伸ばせば届きそうな距離で走り抜ける体験も、子どもたちにはきっと楽しいはずです。また、お花見が楽しめるこの時期には(4月8日まで)、通常の航路にプラスして、吾妻橋上流まで回遊してくれるので、隅田川の桜を川の上から眺めることもできます。ちょっとヒッチコックの「鳥」という映画を思いおこしてしまいますそしてこれはちょとした裏技ですが、船に乗る前には、川を汚さない程度に、ほんのちょこっとだけ、パンの耳1個程度を持参してみましょう。きっと、ちょっと楽しい体験ができますよ!なにが起きるかについては…… ご自身でお確かめを! アッ、ただし、お子さんが”鳥嫌い”の方なら、パンの耳の持参は絶対にオススメしませのでご注意を!そのほかのオススメ水上バス■横浜シーバス(横浜)横浜駅東口~みなとみらい~赤レンガ倉庫~山下公園を結ぶ、その名の通り、まさしく”海のバス”。横浜の観光の足としても便利で、まさに自転車感覚で乗り降りを楽しむことができます。■東京水辺ライン(東京)一日ゆったりと、気軽に船旅を楽しみたいファミリーにオススメ。両国~お台場海浜公園~船の科学館~葛西臨海公園~荒川遊園~桜橋~両国を半日かけて回るコースなどを含め、コース設定も多彩。また、今度のゴールデンウィークには、船の科学館、そして大型コンテナ船など東京湾で働く人々の姿など、普段はなかなか見られない場所の見学ができる<「船の科学館」見学と“浮かぶ教室”クルージング>が開催されるなど、ファミリー向けの企画クルーズも随時開催されているので見逃せません。 ■大阪水上バス(大阪)”水都”と呼ばれる大阪だけに、街の中心部の大川を運行し、中ノ島や大阪城など、大阪の歴史に触れることができる航路から、大阪の新しい顔、天保山界隈のにぎわいを海の上から眺められるクルージングなど、航路の種類も豊富に楽しむことができます。■信濃川ウォーターシャトル(新潟)信濃川沿いにある、みなとぴあ~朱鷺メッセ~萬代橋西詰~万代シティ~新潟県庁~新潟ふるさと村を結ぶ水上バスで、夕暮れ時には周遊タイプのサンセットクルーズなども運行されています。<関連リンク>川からお花見を楽しんだら、今度は”お花摘み”も楽しもう!注目の日帰りお花摘みスポットを紹介!【編集部おすすめの購入サイト】Amazonで人気のおもちゃをチェック!楽天市場で人気のおもちゃをチェック!※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。