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『子供ケータイ』徹底チェック!(2ページ目)

最近、携帯各社から子ども向け携帯が発売され、人気を集めています。大人向けの携帯とどこが違うのか、その実力を検証してみました!

執筆者:別当 律子

au by KDDI『 ジュニアケータイ A5520SA』

親の不安「使い過ぎ」防止機能も豊富!
親の不安「使い過ぎ」防止機能も豊富!
一方、2月に発売されたau by KDDI の『ジュニアケータイ A5520SA』(三洋電機 製造) には、親のもうひとつの不安「携帯電話の使い過ぎ」防止機能が充実しています。

●発信制限:発信先とメール送信先をペア相手、またはアドレス帳に登録されている相手だけに制限できます。

●EZweb制限:EZwebによるケータイサイトの閲覧などを制限できるので、有害サイトへのアクセスを防止できます。

●通話制限時間:指定したペア相手以外との通話時間制限を設けることができます。

●メール送信制限回数:指定したペア相手以外への、メール送信回数を制限することができます。

こちらの携帯電話にも防犯ブザー機能が搭載されていますが、操作するためにはキーを長押ししなければなりません。NTTドコモの子ども向け携帯が、防犯に不安が高まる小学生低学年向けとすれば、こちらの製品は防犯に加え、携帯電話の「使い過ぎ」の懸念が高まる小学校高学年以上に、より適した製品だといえそうです。

バンダイ『キッズケータイpapipo!』


6月に発売予定で、現在インターネット上で先行予約を受付中なのが、バンダイ『キッズケータイpapipo!』(ウィルコム)です。これは「子どもにとって本当に楽しいケータイ」「親が安心して持たせることができるケータイ」を基本コンセプトに開発された商品で、防犯機能に関しては、NTTドコモの製品と同様の機能を備えていることに加え、やはりバンダイから発売されるだけに、オリジナル絵文字機能、似顔絵付きプロフィール帳機能、たまごっちと連携させて遊べる機能などが満載のキッズ専用サービスなど、「遊べる」携帯電話となりそうです。

各社の携帯共、外観のデザインにも工夫が凝らされていますが、こちらの製品は、特に女の子に人気が集まりそうなオシャレなデザインも特徴です。

携帯電話の使い方、ここに注意!


親としては、これだけ防犯機能が強化されれば、登下校時にこそ持たせたいものです。でも、学校で携帯の持ち込みが禁止されていないかなど、事前に確認しておくことが必要です。

そして仮に防犯上の理由などで許可をされている場合であっても、学校ではむやみに携帯電話を利用しないといった取り決めを、親子で十分にしておくことも必要でしょうし、仮に学校内で紛失したりすれば、無くした子どもだけではなく、周囲の子どもまで不快な気持ちになることも、教えておく必要があるでしょう。

携帯電話各社では、「ケータイ安全教室」なども開催されています。携帯電話を持たせる前には、親子でその使い方や危険性、マナーなどを、十分に話し合う必要があるといえそうです。
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