モデルハウスでは広さや高さ、吹抜けを確認しよう

住宅展示場で確かめたい項目のうち、間取りやプランに関することは4つ。自分の家のプランニングにいかせることなので、じっくりみておきましょう。

ひとつめは、広さや高さです。

プランニングにあたって、○畳の部屋とか、○メートルの高さといっても、どのくらいの広さ高さなのか、意外にわかりにくいもの。そこで、モデルハウスに入ったら、いろいろな場所で広さや高さを確認してみましょう。部屋の広さや天井高などの感覚を養うためです。「このくらいの広さのリビングがほしい」とか、「天井はこのくらい高くしたい」というような部屋をみつけたら、空間のボリュームをつかむため、部屋の広さを聞いてみるとよいですね。そうすれば、平面図や立面図を見たときに、空間をイメージするのに役立つと思います。

2つめは、吹抜けについての確認です。

吹抜け

大きな吹抜けのあるモデルハウスも多いもの(写真はモデルハウスのものではありません)

吹抜けの人気が案外高く、ほとんどのモデルハウスに吹抜けがあるので、メリット・デメリットを知るよい機会です。吹抜けの大きさや光の入り方を確認したり、気配や音が上下階にどの程度伝わるのかなどを考えながら見学するとよいでしょう。

動線、商品の内容を確認しておこう

3つめに確認しておきたいのは、動線です。

水まわりの動線、玄関から居室への動線など、実際の生活を想像しながらモデルハウスを動き回ってみます。自分の家ではどんな動線になっていると使いやすいのか、プランニングの際の参考にしたいところです。人気の高いリビング階段など、子供の動線を考えたプランや、水まわり動線を集約した家事のしやすさにこだわった間取りもあるので、気になったことはどんどん質問してみるとよいでしょう。

4つめは、商品の細かい内容について確認しておきましょう。

モデルハウスは、商品として名前をつけて販売された家の施工例。決められた仕様やオプション、目安となる建築費(坪単価など)、推奨する間取りなどが用意されています。商品の中身はモデルハウスの仕様とは違うこともあるので、モデルハウスの豪華さだけに目を奪われないように。標準仕様の内容を理解するためにも、商品や仕様について予習をしておいたほうがよさそうです。その上で、カタログを使ったり、住宅性能表示制度や次世代省エネルギー基準を手がかりに、見学時に気になった部分を説明してもらうとよいでしょう。

最近は、宿泊可能なモデルハウスや、街の中に小規模なモデルハウスを用意している住宅メーカーもあります。「ここだ」と思う会社がみつかったら、宿泊して住宅性能を確かめてみるのもおすすめです。

以上が住宅展示場で質問・確認しておきたい8つです。住宅展示場に出かける際には、事前にお目当ての住宅メーカーのことを調べたり、筆記用具やカメラ、メジャーなどを持参するとよいでしょう。また、住宅メーカー選びの初期段階と、メーカーを絞ってからプランニングの参考にすることを前提として見学するのでは、見るべきポイントが異なります。段階に応じて、見学の目的を決め、時間に余裕をもって展示場へ出かけるのがよいと思います。
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