P(パブリック)×P(プライベート)の調和
『ドレッセ美しの森シルフィーノ』が選ばれている理由は、「美しの森」という街づくりとその「美しの森」エリア最大361邸という大規模マンションとしてのコンセプトにある。「美しの森」という街づくりは、「たまプラーザ」という成熟した地に、新しく、広大な、開かれた街をつくったということに他ならない。
「美しの森」は区画整理事業として開発された新しい街だが、その約19万m2という広大なエリアに、「美しの森街づくり協議会」に参加した名だたる大手デベロッパーが統一のコンセプトに基づく美しい住まいをつくり、自然保護を重視した緑美しい環境、そして安全に暮らすためのタウンセキュリティの実現を目指した。つまり、街全体の公共性すなわちパブリックを意図したコンセプトと言える。
通常はこうした統一感、公共性をひとつのマンションで実現するのはほぼ不可能に近いわけだが、「美しの森」は、既に1,000に迫る世帯が暮らす街としてその価値を高めている。
「美しの森」全体完成予想イメージイラスト |
大規模マンションだからできること
『ドレッセ美しの森シルフィーノ』は「美しの森」エリア最大361邸の大規模マンションで、様々な共用施設を備えている。面白いところでは、カフェスペースやミニショップが設けられており、マンション内での暮らしのゆとりや利便性への配慮がなされている。そしてそんな充実した共用施設の中でもとりわけ評価が高いのは、各棟の内側に配された庭園である。大規模マンションでも機械式の駐車場が住棟の近くに設置されていることは珍しくないが、あえてコストアップを厭わず地下に駐車場をつくり、人工地盤による大きな中庭風の庭園を実現している。
実はこの庭園に対する評価のわけは、前述した「美しの森」としてのパブリックな価値と対照的に、このマンションに住む人々にとってのP(プライベート)の充実という価値なのだと気付かされた。
余談かもしれないが、庭園のコンセプトはパリの「ブローニュの森」がモチーフということだ。“個”というプライベートをとりわけ重視するといわれるフランス、パリの人々がこよなく愛するパブリック、「ブローニュの森」。プライベートあってのパブリック、この調和こそが価値なのだ。
「ローズガーデン」完成予想CG |
「ゆずれない条件、つまり必要な価値を追求したら、このマンションに行き着いた」ということなのだろう。
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