“隠れ家”のような暮らしを支えるプラン
「シーサイドコート逗子望洋邸」の人気の理由にはもう一つ、プランニングを付け加えなければならない。逗子の高台、全66邸すべてが海に向かう |
まず、“すべてに、海向き”という全体コンセプトによる興味深い配棟である。
敷地内に効率だけで建物を配置する場合、通常であれば住戸の主たる開口部は様々な方向に設けざるを得ない。リゾートホテルでもよく“オーシャンビュー”に対して反対向きの“ガーデンビュー”などと称する海の見えない部屋があり、もちろん宿泊料金に大きな差が設けられている。
ところが「シーサイドコート逗子望洋邸」では二棟からなる建物を南北に段差をつけて配置、すべての住戸を南側の海に向けているのである。シンプルに効率やコストを考えれば避けたいであろう配棟をあえてすることで、圧巻のロケーションに適うプランニングを施したと言えるだろう。
住戸プランについても“すべてに、海向き”のコンセプトが息づいている。
室内からでも海への眺望を極力遮らないようにするため、全住戸にハイサッシュを採用。しかも一般的なハイサッシュは210cmほどの高さだが、それより20cm以上高い約235cm。さらにバルコニーにも透明なガラス手摺を使用、さえぎるもののない海の眺めへの徹底ぶりがうかがえる。
リビングへつながる引き戸を開ければ、ベッドルームからも海への鮮やかな眺めが(モデルルーム) |
そして、敷地全体が隠れ家のように周辺から隔絶されているばかりでなく、
各住戸のプライバシーにも十分な配慮がある。
通常はリビングの逆側の居室は廊下に面していることが多いが、当物件では居室と廊下の間に吹抜けを設けた「空中廊下」を採用、共用部分との“隔たり”を保っている。またほとんどの住戸が2戸1の中入り玄関で、空中廊下から玄関へのアプローチは原則として隣家以外の住人が利用することはない独立性の高いプランになっている。
憧れの住まい
“緑の海に浮かぶ白い客船”をイメージした外観は、誰もが憧れる住まい |
「逗子マリーナ」あたりから現地を見上げると、緑の海に白い客船が浮かんでいるようなイメージの外観デザインを施しているという。
そして外壁タイルは、朝や夕、様々な光によってその白が微妙に変化して見えるよう、このマンションのために特注されたもの。
外観へのこうした配慮も、誰もが憧れる海に近い暮らしを実現する場にふさわしい邸宅のためのこだわりである。
提供:東急不動産株式会社