消防法改正! 2006年6月1日から
すべての新築住宅に火災警報機の取付が義務づけられます。
火災警報機の設置基準
■従来、延べ床面積が500平方メートル以上の共同住宅には自動火災報知設備の設置義務がありましたが、平成16年6月の消防法改正ですべての新築住宅は平成18年6月1日から火災警報機の設置が義務づけられました。既存住宅の場合は各地方自治体の条例で設置猶予期間が個別に決められます。
■東京では平成16年3月31日の火災予防条例改正により、既に昨年10月1日から10平方メートル以上の新築住宅および改築住宅、増築住宅への住宅用火災警報機の設置と消防署への届け出が義務づけられました。対象はマンションは勿論のこと中小規模のアパート、戸建住宅、店舗併用住宅の住宅部分を含めたすべての住宅となります。
■設置場所は、寝室、寝室としても使っている子供部屋、寝室に向かう階段の上端、そしてキッチンです。新築住宅では確認申請の書類に火災警報機設置場所を明記する必要があります。また従来住宅でも設置した場合は各地方自治体消防署への設置届出書提出が義務づけられています。
火災警報器(熱式)を実際に取り付けてみましょう
今までお住まいの住宅の場合ホームセンターで火災警報器を購入して自分で取り付けることもできます。これはニッタンという警報器専門会社の製品で、東急ハンズで購入したものです。
寝室や廊下には煙感知式の警報器を取り付けますが、キッチンの場合は焼き魚等の煙を感知して誤作動することがあるため、熱感知式の警報器を取り付けるようにしましょう。
また、設置場所に電源を引くことができない場合は写真のような乾電池式のものが簡単で便利です。
■品番CRC-2(外部移信無しタイプ)販売価格は5,985円(税込み)<東急ハンズ渋谷店調べ>
パッケージを開封すると取扱説明書とともに、直径120mmφ、本体高さ24mm(センター感知部高さ36mm)、取り付けネジ、9V-006Pタイプの乾電池が同梱されています。
本体蓋を開けると内部はこのような状態になっています。非常に簡単な回路が組込まれています。この機種は火災で発生する異常な熱を感知してブザーで知らせてくれます。乾電池の寿命は約1年となっており、時おり作動チェックをする必要があります。
設置の届け出は必要ですが、メンテナンスは各自がおこなうこととなっています。
キッチンの天井面にネジ2本を使って取り付けます。天井面に取り付ける場合は壁面や梁から60センチ以上離すことが決められています。また壁面に取り付ける場合は天井面から15センチ以上離し50センチ以内に取り付けることが決められています。
キャップを閉じた状態。東急ハンズではこの商品の需要があまりないためか、少し古い機種のCRC-2しか販売されていませんが、ニッタンの公式サイトを見ると最新機種が検索できます。またこのサイトから直接購入も可能です。
■東京消防庁の公式サイト>生活安心情報>トピックス>ついていますか?住宅用火災警報器のなかに住宅用火災警報器の詳細があります。
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