スガツネ
家具金物メーカーのSUGATSUNEは、今回の会場では本業の家具金物の展示ブース以外に、今年から販売を開始したアメリカLumicorの展示ブースを設けて積極展開を始めた。Lumicorはアクリル樹脂で天然素材の葉や草そして繊維や織物などを閉じ込めた非常に美しいインテリア素材だ。残念ながら不燃材ではないのでキッチン空間への利用は難しいが、バックライトに浮かび上がる木の葉模様など幻想的な空間を作る楽しみのある素材だ。
RIVERSTONE
イタリアの RIVERSTONEは、大粒の砂利をカラー樹脂で固めて創ったユニークな建材で、床壁の素材や洗面ボウルへの応用など面白い展開のできそうな素材だ。
OKITE
こちらもイタリアメーカーでOKITE(オカイテ) は石英が97%と3%のポリエステル系樹脂で創られた人工大理石の一種。コーリアンなどに比べ耐熱性や耐久性にもすぐれ、アメリカの食品衛生法で定められた安全性も確立されている。写真右はアジア地区マネージャーのIan Smart氏。
全国タイル業協会
今回の展示会で一番面白かったのが全国タイル業協会のイベントブース。最近はモザイクタイルへの再認識と再評価が高まり、キッチンやサニタリー空間に使われることが多くなっていますが、このダイニング空間の何処にモザイクタイルが使われていると思いますか?もちろん壁面の装飾もモザイクタイルですが・・・。
そうなんです!テーブルにセットされた20皿以上のお皿に飾られているのは見た目も鮮やかな料理に見えますが、残念ながら食べることはできません。全てモザイクタイルで創られた料理の数々・・・見事な包丁さばきに感動しました。
他にもカナダのWood PavilionにはMERIT KITCHEN が小さなブースで出展していました。
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