リフォーム産業フェア&工務店フェア2009
会場視察とセミナーレポート
富士工業のブース。
新しいアリアフィーナのレンジフードは、ますます軽快で、スタイリッシュに仕上がってきた。機能的な革新アイテムも多く来場者の関心を集めていた。
アニーズキッチンのブース
アメリカKOHLER社のブース。サニタリー機器だけでなく鋳物ホーローのキッチンシンクにも力を入れてもらいたいと思う。
他にスウェーデンIKEA、オーストリアTEAM7、国産メーカーのウッドワン、サンワカンパニー、INTER TECH、J-homestyle等のキッチンメーカの出展があった。
2日間にわたったセミナーのうち、二つを拝聴することができた。
まず、「施主のニーズに応えるIKEAキッチン」と題したセミナー。安価だけを強調されるIKEAキッチンだが、あらゆるニーズに応えられるパーツバリエーションの豊富さと、主に北欧で生産される高品質な部材構成によるキッチンであることが理解できた。
二つ目のセミナーは、ミサワホームを離れてミサワインターナショナルを起業し、200年住宅「HABITA」を提唱する三澤千代治氏の信条を語る非常に興味深い内容。パネル工法住宅を開発して40年、日本の住まいをもう一度原点から見直して発想し直すフレキシブルな発想は、我々が見習うべき点が数多く価値あるセミナーだった。
今回のリフォーム産業フェア&工務店フェアには、以上にご紹介したキッチン関連企業ばかりでなく、様々な住宅リフォーム関連業種が活気よく出展したのが印象的だった。閉塞感に覆われた住宅産業界の中で、リフォーム業界の果たすべき役割の重要性が再認識されたと思う。この業界の眞の発展を願いたい。
(C)July. 2009 Copyright HIDEWO KURODA KITCHEN SYSTEM LABO.INC.