マイホームを建てることは、いつの時代も人生の大きな夢や目標のひとつですね。新築だけでなく、これからリフォームを考えている、またこれから引っ越しをされる方にとっても、新しい家、部屋への期待が高まる季節です。
そんなまだ見ぬ将来の住まいを、パソコンで家や部屋を積み木のようにして3Dで作り上げていき、そこに好きな家具をおいて眺めてみることができるおすすめの最新3D住宅作成ソフト「Shade ドリームハウス」をご紹介します。
Shade ドリームハウスの操作画面。転勤、就職、就学などで引っ越しを控えている方にもオススメです。新居の間取りがあれば、そこに今ある家具や、これから入れたい家具を配置して検討できますね。 |
「Shade」といえば多くの方が知っている、おなじみの3DCGソフト「Shade」。「Shade ドリームハウス」はShade 10.5と同日に発売されるShadeシリーズのソフトで、以前は「Shade Home Design」というソフトでしたが、今回のバージョンでは名前も新たに、Shadeとの互換性がより高くなっています。業務用のプレゼン画像作成用としても有効だと思います。
自分好みの家を3Dで!Shade ドリームハウス
INDEX
積み木のように組み立てて作る
Shade ドリームハウスで家を建てるには、「家作り手順」の左から順に操作していくだけです。
敷地を作る→間取りを図面に配置→建具、内装などを整える→外装を選ぶ→屋根を付ける→環境光や背景を選ぶという流れです。 |
スナップ機能で、部品の正確な配置や細かい調整もとてもしやすいので、ドラッグ操作が不慣れな方にも簡単に家が造れます。
間取り図画面に配置することから始まり、思い通りの部屋に作り上げていく様子が3Dで見られるので、積み木のように楽しい。 |
家具や素材も国内有名メーカーの住宅設備機器データが5000点も用意されています。これらの部品を、間取りにドラッグ&ドロップして配置していきます。
また「オンライン」タブから随時部品をダウンロードすることができます。
Shadeで作った3D部品を住宅に配置
Shade ドリームハウスは、Shade 10.5との連携が強化されたことにより、Shadeで作った家具、人、ペット、車などの3D部品を簡単に家の間取りや庭などに配置することができます。
「ファイル」メニュー→「Shade部品のインポート」から、Shadeで作った部品を「ユーザー」タブに取り込み、そこから部屋にドラッグ&ドロップします。 |
Shadeの3D素材が部屋に配置されました。
次は、高画質な画像に仕上げます。かなりリアルなので驚きます。
高画質でリアルな3D住宅表示
最終的にきれいな画像に仕上げるには「高画質」ボタンをクリックしてレンダリングをします。部品が多いとそれだけ時間がかかりますが、待つ価値があります。
「高画質」で見ると、金属などの光沢や、床への映り込みなどがとてもリアルです。 |
仕上げに太陽光などの設定をします。「地域で設定」では、日本各地の地名や季節、時刻、天気など、細かい設定ができます。
自然光のプロパティ。「地域で設定」ではその住宅の地名を選び、季節や時刻なども設定できます。 |
Shadeドリームハウスの高画質で仕上げた画像は相当きれいです。こうして作成した画像を保存して利用します。
プレゼン用など業務用住宅画像をShadeで
Shade ドリームハウスで作成した住宅データは、Shade 10.5でも開くことができますので、プレゼン用の資料作りなど、さらに細部にこだわったデータを作ることができます。
「ファイル」メニュー→「Shadeシーン書き出し」を選び保存したデータを、Shadeで開き、細かい調整をしてレンダリングを行います。 |
以上、積み木感覚で簡単に家を作り、さらにプロが仕事で使うこともできる3D住宅作成ソフト「Shade ドリームハウス」のご紹介でした。
動作環境
・対応OS
Windows XP 32bit/Vista 32bit・64bit(32bitモードでの動作)
※Windows XPは Service Pack2以上が必要
・CPU
Intel Pentium III 1GHzまたは同等以上のプロセッサ
※Intel Pentium 4 2GHz以上を推奨
・メモリ
Windows XP 512MB以上(1GB以上推奨)
Windows Vista 1GB以上(2GB以上推奨)
・価格
通常版 9,240円
ダウンロード版 6,300円
※「Shade Home Design」のユーザー向けには、製品サイト上で無償アップデータを配布。