物性を変えてみよう
描いたあとから物性を変えることもできます。
たとえば、下図のソフトクリームの絵は、「壁(Wall)」の物性で取り込んだので、全体が硬い状態です。ところが「物性変換ツール」を使うと、上の部分だけを柔らかくできます。
「カスタム物性」パネル(Mac版のみ)を開いて、「Elastic」に設定します。「物性変換ツール」でソフトクリームの上半分だけをごしごしドラッグすると、その部分だけが弾性体に変化します。
「矢印ツール」でソフトクリームの絵をドラッグして動かすと、コーンの部分は硬いまま、ソフトクリームの部分だけがぶよんぶよん動きます。(動画を別ウィンドウで見る)
Windows版(英語版)の場合は、「Wall」で絵を取り込み、「Replace」を有効にしてソフトクリームの部分だけをドラッグします。「Arrow」ツールでソフトクリームのコーンの部分をドラッグすると、上記と同じようになります。
「OE-CAKE!」をローマ字読みすると?
ご紹介してきました「OE-CAKE!」は、ガイドも夢中になってしまった、大好きなソフトのひとつです。なんと驚くべきは、「OE-CAKE!」は無期限で使用できるとのこと!ぜひ多くの方にこのおもしろさを体験していただきたいと願っております。
ところで、このソフト名「OE-CAKE!」にはどのような由来があるのか、気になりませんか?
「OctaveEngine Casual」の頭文字をとって「OE」、そして英語の”a piece of cake”(とても簡単なこと)から「CAKE」をとったのだそうです。
また、「OE-CAKE!」をローマ字読みすると、「お・え・か・け」と読めることからも、「OE-CAKE!」を通して「誰もが物理シミュレーションを使って直感的にお絵かきができる」という意味につなげたいという開発側の思いがよく伝わってきます。
今後もゲームだけなく教育、アート、広告などさまざまなジャンルに溶け込んで広がっていくのではないかと期待しています。
ダウンロード・動作環境
OctaveEngineTM Casual 体験版ソフトウェア“OE-CAKE!”ダウンロード
Windows版(OE-CAKE! for Windows)
- OS:Windows Vista / Windows XP (SP2)
- CPU:Pentium 4, Pentium M, Athlon64以降
Mac版(OE-CAKE! for Mac)
- OS:Mac OS X 10.4以上
- CPU:PowerPC G4/G5 / Intel社製プロセッサ