ワークスペースに学ぶ、片付けやすい部屋づくり
リビングでもあり、仕事場でもあるラオルさんの部屋には、デスクを中心とした収納のルールがありました。デスク横の書棚には、資料としてよく使う書籍を。紙の資料は現在使うものだけを机の上に置き、それ以外のファイル類は、扉つきのキャビネットに収納します。使用頻度によって収納場所を変えるのは、とても有効な手です。左上:デスク面と、書棚の一段を同じ高さに。机を使うときに広く感じられるし、使いやすいです。左下:モノは増やさないけど、IKEAのカタログはちゃんとキープ。中央・右:デスクの後ろには自分で取り付けた壁面収納と、キャビネット。デスク脇のチェアはリラックス用で、テレビを見るときに使います |
よく使うものはすぐに手に取れる場所に、あまり使わないものは隠して収納、というルールは、私たちのリビングやキッチンでも応用できます。使用頻度によってアイテムを分類し、適切に収納することを、そういえば私たちはしていないかもしれません。
日々使うものを収納すべき使い勝手の良い場所が、滅多に使わないようなアイテムに占拠されていると、その場所におさまるべきものが溢れてごちゃごちゃしてしまいます。ラオルさんの方法を見習って、その場所で必要になる度合いを考えつつ、ものの置き場所を考え直すとよさそうです。
さて、機能だけを追求すると殺風景な部屋になってしまうのですが、ラオルさんの部屋はそうではありませんでした。その理由とは。