インテリアコーディネート/インテリアコーディネート関連情報

Vol.2 エレガント空間で日常を贅沢に!

日常のなにげない時間をこだわりのエレガンスなスタイルで過ごしてみませんか!絶妙なインテリアバランスがエレガントな空間をより洗練させてくれます。

菅野 民子

執筆者:菅野 民子

インテリアスタイル実例ガイド

キャビネットにこだわったエレガントなスタイルのダイニングルーム

エレガントなスタイルは「日常生活のこだわり」から!

こだわりのエレガンスなスタイルから連想するのは、日常のなにげない時間の贅沢さです。ここでの自分スタイルにこだわったインテリアは、窓辺の左右に置かれたキャビネット、上質の大きなダイニングテーブルとクラシックスタイルのダイニングチェアから始まります。家具が主役となったプランづくりでは、ダイニングテーブルの大きさに合わせてダイニングのスペースが決まり、光りを取り入れる窓の大きさが決まっていきます。壁の色、椅子の色、カーテンの色、部屋の中の繊細なものからインテリアまで微妙に影響しあい、エレガンス空間のハーモニーが生み出されます。いつでもインテリアの主役は、そこに住む人の「日常生活のこだわり」と「自分スタイル」を貫く姿勢です。



「エレガンス」は左右に置かれたキャビネットから生まれた

ダイニング
 
「ダイニングには、窓辺の左右に対になった細長いキャビネットを置きたい」
オーナーのそんな言葉から生まれた空間です。ベネチアンガラスのゴブレットなど思い出の品々を飾るために、高さや幅、奥行きなど慎重に考えられて特別注文したものです。さりげなく置かれていますが、生活へのこだわりが感じられる逸品です。あえて小さめの線の細いキャビネットを2本置くことで、空間にエレガントさが生まれています。

ホワイトのサッシを額縁にした窓辺から見える庭の景色までも、この空間に柔らかな表情を与えています。



カーテンBOXにもこだわりが!

カーテンBOX
 
空間にエレガントな雰囲気をを生み出すには色には、柔らかいホワイトカラーが必然です。ここでは、ドアやサッシをホワイトにしています。また、壁を濃い色にすることで、幅木(壁が床に接する部分に入れる部材)や回り縁(天井と壁が接する部分に取り付ける縁木)のホワイト塗装が際立ちます。

木製の回り縁やカーテンBOXはストレートではなく、少し凝ったリブ状のモールディング(建物や家具につけられる帯状の装飾)。柔らかいフォルムで陰影をつくることによって、さらにやさしい印象の空間を演出しています。


次ページは「オープンキッチンでもこだわればエレガンスを壊さない!」に続きます。
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