現代の室礼、お正月のテーブル
驚くことにフラワーアレジメントは透明なアクリルの重箱に飾られていました。テーブルとダイニングチェアはシェラトンスタイル、伊万里の絵皿と漆、それらは和と洋、クラシックとモダン、アクリルと植物、まるで相反するモノのハーモニーが見事にいかされていました。
古くさい儀式や行事は、なんだかわからなくて面倒だと気持ちが重くなっていませんでしたか!でも、古くから日本に生活と共に息づいているお正月、先人の知恵を知ると妙に納得してしまいます。新しいインテリア感覚として、心と空間を大切にしたいですね。
今回の取材では、次から次と正月行事にまつわる楽しいお話が聞けました。木村先生には深く感謝しております。
<DATA>
今回の素敵空間:「暮らしのサロン・Home-harmany」主宰:木村 恭子
エレガントでハイセンスな暮らしの教室。
お菓子作りやテーブルコーディネート、ハウスキーピング、インテリアなど,美しい暮らし方を教えています。五月にはお庭を開放して、バラの香りに囲まれたガーデンパーティも恒例となっています。
電話:0422-51-7658
メール:home-harmony@parkcity.ne.jp
<参考文献>
PHP研究所 「四季の行事のおもてなし」山本三千子著
(C)december.2005 Copy & Photo by kanno