小枝で柵で囲まれたあまりにも素朴なカフェ!
「Café Cabane(カフェ・カバネ」は小枝で作られたフェンスで囲まれています。日本の萩垣の感覚を思い出し、一人苦笑し懐かしさを覚えたのですが!でも実態はあくまでもパリの自然です。
大人の指ぐらいの生木の小枝を組んでいます。日本庭園の萩垣の感覚とは違って、ステンレス柱にシステム化されています。自然素材を使った洒落たフェンスになっています。
ラスティックな椅子&ジャンクな椅子?
小枝の柵で囲まれた店内には、素朴なテーブルに、さまざまなカタチの椅子が並べられています。どの椅子も自然素材で作られた簡易なものになっています。
置かれている椅子の中には、ほんとに小枝を組んだ椅子もありました。自然そのもの素朴な一品、座り心地もさほど悪くはないものでした。この催事のためだけに作られたとしたらマリ・クレール・メゾンの遊び心に驚きます。
おもしろいのが、小枝の椅子に混じって、ペイントが禿げた金属の椅子や壊れかけたようなアルミの椅子が置かれています。ラスティックと言うよりは、ジャンクな感じ。安くはないカフェでこのような椅子が置いてある違和感よりも、座ってみたいと感じてしまう自分に気づきました。ラスティックもジャンクも究極同じスタイルなのです。
かなり広い会場を見て回り、疲れ切った身体には、この「Café Cabane(カフェ・カバネ」の癒し空間は魅力的でした。閉じこめられた会場で大自然を感じることができる「Outdoor Indoor (アウトドア インドア)」の新しいカテゴリーのブースはとっても新鮮なものでした。
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今回のトレンド情報
2007MAISON & OBJET/メゾン・エ・オブジェ
資料・写真提供
「SENSIBILIA センシビリア」
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