営業マンに質問してみたいことは?
「モデルハウスで営業マンに説明してほしいこと」は「家の構造・性能」がトップ(出典:「おうち*くらぶ」アンケート調査) |
最近のアンケート調査をみると、「モデルハウスで営業マンに説明してほしいこと」の6割超を「家の構造・性能」が占めており、従来多かったと思われる「家の設計やインテリア」「資金計画」は1割程度しかいません。
先の耐震偽装問題を受けて住宅の構造・性能に対する関心が高まっていることもあると思いますが、構造や性能などの複雑な内容はやはりカタログやネットを見ただけでは納得しにくい部分でもありますし、「耐震性が高い」とパンフレットで謳っていても「その理由と仕組み」を直接担当者の口から説明を受けたい部分でもありますよね。
ほかにも「このモデルハウスでオプションになっているのはどの部分?」「いま国会で話題になっている瑕疵担保保険について、御社はどう思うか?」などといった専門的な質問を投げかけることで、その営業マンの知識の豊富さと誠実さを測る目安になるともいえるでしょう。
長く住み続ける時代だからこそ「最初の出会い」が重要に
一生住み続ける家だからこそ、将来のリフォームやメンテナンスコストを視野に入れた資金計画についても、ぜひ営業マンに相談したいところ |
また、新築時に先々の修理やリフォームの必要を見越して、あるいは家族数やライフスタイルの変化など将来的なことも含めて説明してくれたり、それを視野に入れた住宅ローンの相談に乗ってくれるかどうかも、よい営業担当者を見分けるポイント。最初に新規購入時のローン計画だけでなく、10~20年後にリフォームローンが加わった際のローン計画まで提案されれば、安心して資金計画が組めますよね。
住宅の建築・購入は、人との出会いで決まるともいって過言ではありません。「人」とはもちろん、営業担当者だけでなく、自分の家をつくってくれる設計担当者や大工さん、インテリアコーディネーターだったり、そして、あなたに住宅会社を紹介する知人やプロデュース会社の人だったりと、それこそ何百人もの「人」に囲まれて家は完成します。その多くの出会いの中で、建て主である自分を一番理解してくれて、いいことばかりでなく有益な情報を与えてくれる人を選んでいくことが大切です。
「住まいは人なり」と言いますが、住む人・建てる人・営業マンそれぞれの「人」を映し出している鏡なのかもしれませんね。
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