同じ世代でも男女ではこんなに違う!
仲が良い団塊ジュニア夫婦でも、住宅に対するホンネは微妙に違う? |
今回ご紹介するのも前回に引続き、フルハイトドアを販売している「神谷コーポレーション」の調査。今後の一戸建て需要層である団塊ジュニア世代がどのような住空間を求めているかを探るため、「1年半以内に住宅を購入したい」と思っている関東圏の25~35歳既婚女性を対象に今年1月、インターネット調査を実施(サンプル数515)したものです。
男性は「収入」「頭金」「子供の通学」と現実的
「団塊Jr女性vs男性 住宅購入検討理由の比較」。右端は男女差を示し、黄色が女性に多かった回答、青色が男性に多かった回答(以下いずれもデータ協力:神谷コーポレーション) |
さて、この調査で興味深かったのは、同じ団塊ジュニアでも男女・夫婦間で住まいのニーズが違っているという点。例えば、住宅購入の理由で、女性で多かったのは「子供の成長」「現住居への不満」などですが、同じ世代の男性は「頭金がたまった」「収入が増えた」「子供を今のエリアの学校に通わせたくない」など、かなり現実的な答えに集中しました。
次ページでは、「住宅購入に対するイメージ・意識」における男女差を見てみましょう。