設備機器を選ぶ際に、欠かせないのがショールーム。水まわりや内装材、窓やエクステリアなどさまざまなショールームがありますが、多くの方が利用しているのがキッチンショールームでしょう。ここでは、わが家ならではのキッチンを実現するためのショールームの見方や使い方のポイントをまとめました。

Point1 家づくりの進み具体に応じた利用を

ダイニングとのつながりやインテリアコーディネートなども参考にしたい。undefined [TOTO新宿ショールーム]undefinedundefinedTOTOundefinedhttp://www.toto.co.jp/

ダイニングとのつながりやインテリアコーディネートなども参考にしたい。  [東京センターショールーム]  TOTO

キッチンのショールームは、比較的数も多く、身近な存在と言えるもの。家づくりやリフォームを検討する多くの方が利用し、複数ヶ所、複数回利用するケースが多くみられます。情報の宝庫とも言えるキッチンショールームですが、家づくりの進み具合に適した利用方法をすることがポイントでしょう。

はじめての場合は、細かく確認する、というよりもショールームの雰囲気に慣れること、最近のキッチンの商品傾向など、大まかに把握するようにしましょう。ショールームアドバイザーなどから説明を受けてもいいでしょう。

また、最新のキッチンを使った料理教室やセミナーなど、イベントを開催しているショールームもあるので、機器選びの前に参加してみても。使ったことのない新しい機器を試すこともできるでしょう。

Point2 空間展示でイメージを膨らませて

最近のショールームは単に商品が並んでいるだけでなく、空間展示やシミュレーションコーナーなど、さまざまな工夫がなされています。家づくりの初期段階であれば、空間展示などを中心に見学し、暮らしのイメージを膨らませるのもいいでしょう。

ショールームでは、実際にキッチン空間がレイアウトされているので、空間の広さの感覚を掴むことも可能。I型やL型、対面式など、実際にそこに立ってみて、自分の作業をイメージしておきましょう。もちろん、気に入った商品があればカタログをもらってくること。帰宅後、どんなキッチンへの要望、欲しい設備機器など、カタログを見ながら整理し、ピックアップしておけばプランニングの際に役立つでしょう。

できれば、数社のショールームを回ること。独自の機器や素材、デザインなど、それぞれ特徴があるので、事前に雑誌やホームページで確認をしておくと効率よくチェックすることができるでしょう。

Point3 間取りプランが決まりかけたらじっくりと比較検討

打ち合わせが進んで、プランやキッチンにかけられる予算などが決まりかけた頃に、本格的な比較検討が必要です。建築家や設計担当者、コーディネーターが同行する場合は相談しながら。同行しない場合は、何をいつまでに決めればいいのか、確認してから出かけましょう。

多くのショールームでは、アドバイザーが常駐しています。わからないことがあれば、積極的に説明を求めましょう。見積もりやプレゼンテーションボード、 シミュレーションなどを作成してくれるところもありますので、必要に応じて利用しても。ショールームによっては、予約をすると、アドバイザーが細かく説明をしてくれるので、事前に問い合わせておきましょう。

Point4 高さや奥行などは、実際に立って確認

キッチン作業の効率に大きく影響するのが、高さや奥行などのサイズ。たとえば、カウンタートップの高さは、実際にコンロやシンクの前に立って確認を。必ず靴を脱いでチェックすることもポイントです。今使用しているキッチンの高さを測っておき、使いやすさ、使いにくさの目安にしてもいいでしょう。

同時に、ワークトップの奥行も重要です。キッチンのスタイルにもよりますが、どのくらいのサイズが使いやすいのか、高さと同時に手を伸ばすなどして確認するようにしましょう。また、吊戸棚の高さにも注意を。手が届くかどうか、実際に扉を開閉し、収納したモノを取ることができるかチェックをするようにしましょう。忘れがちなのが通路の幅。ひとりで作業することが多いのか、家族で一緒に調理するのか、など動きやすさを考えながら確認することがポイントです。

Point5 扉材やカウンターなどの色合いや素材感をチェック

扉材などは、見本で確認を。LDK空間のインテリアなどにも配慮して、検討したい。[LIXILショールーム東京]undefinedLIXILundefined http://www.lixil.co.jp/

扉材などは、見本で確認を。LDK空間のインテリアなどにも配慮して、検討したい。[LIXILショールーム東京] LIXIL

カウンタートップやシンク、扉材や壁材など、その素材感や色合いは、カタログではわからないもの。必ず実物を確認すること。カウンタートップの主な素材は、人工大理石・ステンレスですが、それぞれメーカーごとに特徴があるので、その素材感や風合い、お手入れ方法など実際に触れるなどして、選ぶようにしましょう。

また、扉材は、インテリアのイメージを左右するものですし、床材や壁材などとのコーディネートも大切なもの。多くの扉見本が揃っているので、カウンターなどと合わせてみるなどして検討を。ある程度決まっているのであれば、床材や壁紙候補のサンプルなどを持っていくとイメージしやすいでしょう。

Point6 扉や引き出しは開閉して、水栓や機器などは操作して

動かすことができるものは、実際に操作してみて、その使い勝手を確認することも重要。キャビネットの収納も多様化しており、引き出し式や昇降式、電動のものもありますし、少しの力で開閉できるタイプなども。収納するものに合わせた細かな工夫が施されたものも増えてきています。実際に開け閉めするなどして、自分にとって使いやすいかどうかを見極めましょう。

また、水栓金具や食器洗浄乾燥機など、機能が確認できるコーナーが用意されている場合は、実施に使ってみるなどして、その特徴を理解するようにしましょう。

Point7 お手入れやメンテナンス方法を確認

最近のキッチンは、お手入れが楽になるようなさまざまな工夫が施されています。具体的な機能が分かるような展示も増えているので、しっかりと確認を。もちろん、メンテナンスや修理についての時期や具体的な方法、故障や老朽化の際の対応などもチェックしておくことも大切でしょう。

ショールームでは、最新の機器や機能に魅力を感じることも多いでしょう。どれも使い勝手が考慮され、便利な機能もありますが、家族構成や調理のスタイルにあっていなければ、使いこなせない場合も。一度だけでなく比較検討を重ね、本当に必要なものは何か、優先順位を明確にして選ぶようにしましょう。また、ショールーム見学は、意外と疲れるもの。見るだけでなく、操作したり、靴を脱いで立ってみるなど、さまざまな動作をすることもあるので、動きやすい服装、歩きやすく脱ぎやすい靴で出かけることも、大切なポイントのひとつです。


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