夏休みの自由研究に住まいの省エネについて考えてみましょう!
せっかくの夏休みは身近なこと、例えば涼しく過ごすための工夫や節電の方法などをお子さんと話し合ってみるいいチャンスです。どんな方法があるか考え、実験したりデータを取ってグラフにしてみれば、夏休みの自由研究にもぴったりです。体験して実感することは、省エネ意識を身につけるためにとても役立つでしょう。
まずは住まいの役割について考えてみよう
家は、単に雨露をしのげればいいところではありません。私たちの命や財産、健康的な暮らしを守ってくれる役割を担っています。例えば…
・地震があっても簡単に壊れないこと(耐震性)
・火事が起こっても簡単に燃え広がらないこと、延焼も受けにくいこと(耐火性)
・すぐに壊れず長い間住めること(長寿化)
・エアコンをあまり使わなくても家の中で快適に過ごせること(省エネ)
・シックハウスやアレルギー症状の元になる有害物質がないこと(環境)
・高齢になっても安心して暮らせること(バリアフリー)
・泥棒が入りにくいこと(防犯性)
夏休みに、このひとつひとつの役割について家の仕組みがどうなっているか調べてみるのはとても有意義なことだと思います。しかし夏休みですので今回はエアコンに頼らずに快適に住む方法を掘り下げてみましょう。
次のページで明日からできる、手軽にすぐできる省エネのくふうを見てみましょう。