子育てはマンション?戸建て?

子育てをマンションで楽しむメリット

子育てをマンションで楽しむメリット


子育て中で「そろそろ新居を…」とお考えの皆さんの中には、子育ては戸建て住宅の方がいいって聞くけれど、本当かしら?と思っている方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、ガイドがこれまで子育て世代の人たちから聞いた話を交えて「マンション暮らしが子育て世代にもたらすメリット」をまとめてみたいと思います。
   

戸建て住宅が子育てに向くワケ

庭があれば動物を飼うこともできる

庭があれば動物を飼うこともできる

よく「子育て期は戸建て住宅がよい」という意見を聞きますが、その理由を書き出してみましょう。

・戸建て住宅の方が住戸面積が広い
・庭がある
・庭いじりやガーデニングを通して子どもが植物や虫と触れ合える
・階下や隣近所への騒音をそれほど気にしなくてよい
・(戸建て住宅が並ぶ環境では)公園や緑地など自然環境も良いところが多い、など。

確かに子どもが小さい頃には家で遊ぶ時間も長く、家が広く庭があり、気兼ねなくお友達を呼んだり収納スペースが確保できるという点で、戸建て住宅は理想的だと思います。
 

戸建てで子育てのメリット1.虫や植物の飼育には戸建てが向く

子どもには、小さな虫に興味を持ち、庭にやってくるチョウチョやテントウムシ、だんご虫や川で取ってきたザリガニなどを飼育したがる時期もあります。学校で育てたひまわりや朝顔を持ち帰り、自宅で成長日記を書け、なんて宿題も出るかもしれません。小さくても庭があれば、花を植えたりお手入れしたり、お庭でバーベキューしたりと子どもと一緒に屋外活動をいろいろ楽しめるはずです。
 

戸建てで子育てのメリット2.子どもの出す音の問題

隣戸との境の壁、上下住戸との境のコンクリートスラブは遮音性が高い仕様になっているかチェックしよう

隣戸との境の壁、上下住戸との境のコンクリートスラブは遮音性が高い仕様になっているかチェックしよう

また活発なお子さんであれば家の中を走り回ったり、イスから飛び降りたり、大げんかして泣いたり、少し成長すれば楽器を習い始めたりと、子育てにはどうしても音の問題はついて回ります。

ガイドは子どたちが小さい頃は戸建て住宅で育てました。二段ベッドの上段から飛び降りるなどは日常茶飯事なので、音の問題をあまり気にしなくて済んだことは大変ありがたかったと思います。

しかし、子育てファミリーにマンションは向いていないのか?というと、意外とそうでもありません。 マンションで子育て、こんな点がイイ!をご紹介します。
 

マンションでもガーデニングを堪能

SK(スロップシンク)付きで奥行きの広いベランダ。十分ガーデニングを楽しめます。

SK(スロップシンク)付きで奥行きの広いベランダ。十分ガーデニングを楽しめます。

ガイドがマンション住まいの子育て世代の方にインタビューしたところ、そこでの生活を楽しんでいる方が多かったことが、とても印象に残っています。

その一つの理由に多機能化したベランダがあります。マンションでも物件によっては、ベランダの奥行が深く、水やりに使えるスロップシンクを設けるなど、ガーデニングが楽しめる仕掛けがある物件も多くあります。そのような物件を選べばマンションでもプランター等を利用して花や野菜を育てることができます。

実際にマンションのベランダは日当たりがよく、3階以上になれば目の前に遮るものがないので、学校から持ち帰ったひまわりも、かえって戸建てより良く育つのではないかしら、ということでした。
 

お互いに気をつけあって騒音問題を乗り切る

最も気になる騒音については、もともと子育て世代の人は音の問題を重視して遮音性の高い物件を選ぶ傾向があり、なるべく音を出さないよう気をつけて住み、「お互い様」という意識を持って寛容に生活している方が多く、ガイドがインタビューしたご家族では特にトラブルもなく過ごしているということでした。

音を立てないために「お友達は家に呼ばないように言ってあるの」というお母さんもいました。このようにルールを作って子どもに守らせることも、騒音問題のひとつの解決法です。キッズルームなどの共用スペースが充実したマンションなら、雨の日はそこに集まって遊ぶこともできます。
 

子育て中は家の広さより、収納スペースに配慮

子どものものをしまっておく場所、収納計画がカギです。

子どものものをしまっておく場所、収納計画がカギです。

子育て世代にとって一番欲しいのは「収納スペース」です。子育て中は洋服、靴、おもちゃ、学習用品、学校で作った工作作品、絵本、プリントなど、どんどんモノは増え続けます。それらをきちんと収納できるかどうかで家の中の快適性はだいぶ変わってきます。そんな「収納スペース」に限れば、階段下の空間や広い納戸を設けることができる戸建住宅に軍配が上がりそうです。

しかし、マンションでもトランクルームがあったり、プチリフォームで収納を増やしたり、工夫次第で収納力をアップさせることは可能です。注意点は、ベビーカー、自転車などの収納スペースです。車は1台分、自転車は家族の人数分確保できるかどうかチェックしましょう。

マンションの子育て、こんなに楽しい!をお伝えします。
 

マンションでの子育て、こんなに楽しい!

居住者専用ガーデンをもつマンション。水遊びができ、ベンチやパーゴラがあります。

居住者専用ガーデンをもつマンション。水遊びができ、ベンチやパーゴラがあります。

マンションに住み、子育て中の方に、何が一番良かったかお聞きしたところ、同じ年頃の子どもをもつ親同士で仲良くなり、家族ぐるみでおつきあいする家庭が何組もできたこと、ということでした。

お互いに子どもを預かってその間に用事を済ませたり、子育ての相談にのってもらったりと、ともすれば引きこもりがちな子育て期のママですが、マンションで暮らしてとても助かった、ということです。
 

共用部が充実しているマンションはメリット大

マンションの広いラウンジ。イベントなどが開催され、住民同士の交流が図れます。

マンションの広いラウンジ。イベントなどが開催され、住民同士の交流が図れます。

子育て世代がマンションで享受するメリットの一つに「マンションの共用部の充実」があります。共用部が充実したマンションでは、集会室、託児所、キッズルーム、コンビニ、住民専用の広いガーデン、クリーニングや宅配の手配をしてくれるフロントサービスなどがあり、そのようなマンションでは敷地の外にでなくても1日の用事を全部済ますことも可能です。
 

防犯性が高く敷地内で安全安心に遊ばせることができる

住人専用の広い中庭でイベントが開かれ、交流を深める

住人専用の広い中庭でイベントが開かれ、交流を深めることができる

集会室や住民専用のガーデンでイベントが行われ、住民同士の交流の場となることもあるようです。また最近のマンションではセキュリティが強化されているので、マンションの敷地内ではお子さんが安全に過ごすことができるというメリットもあります。

最近では子育てしやすい配慮を盛り込んだ「子育て支援マンション」が登場しています。共用部の充実はもちろん、子育てしやすい間取り、家具の角をなくすなど安全性に配慮したものなど、安心して子育てできるマンションです。自治体や民間で認定を行っているのでそのような物件から選ぶのも良いと思います。

それでは最後に、今まで述べてきたマンションで子育てを楽しむ10のメリット(約束ごと)を簡単にまとめてみましょう。
 

子育てをマンションで楽しむ10のメリット(約束ごと)

マンションならではのメリットを楽しもう

マンションならではのメリットを楽しもう

マンションで子育てを楽しむ10のメリットと2つの約束事をまとめました。

■10のメリット
(1) 同じ予算でも戸建て住宅より面積が広い住戸に住める可能性あり。
(2) 病院やスーパーなど生活施設が整った便利な環境の可能性あり。
(3) 同じような子育て世代同士で交流が持てる。
(4) 子どもにたくさんの同年代の友達ができる。
(5) 母親どうし、困った時に助け合えるので心強い。
(6) 庭がなくてもベランダガーデニングできる。
(7) セキュリティがしっかりしているので安心して子育てできる。
(8) 住戸内の動線が短く、家事がラク。忙しいママの味方。
(9) 託児所、キッズルームなど共用部を利用しマンション内で子育てを楽しめる。
(10) 子育て支援マンションで安心・安全な子育てができる。

■約束ごと
(1) 大きな音を出さない家庭ルールを作り、守る。
(2) 収納スペースの確保に留意する

マンションではお隣さんとの距離が近い分、気をつけなければならないこともありますが、助け合う関係も生まれやすいと言えます。核家族化が進み親類の手助けが期待できない今、子育て期こそマンションに住まうことに大きなメリットがあると思います。

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