地鎮祭とは? 意味や日取りの選び方、服装
地鎮式の意味とは?
したがって、日取りも友引や大安を選ぶ人が多いです。かしこまったイメージがあるかと思いますが、服装は特別なものではなく普段着でも大丈夫です。一般には神式で神主さんが行いますが、仏式・キリスト教式で行っても構いません。
家の工事の前に!神社との打ち合わせ
神主が式を執り行うので、神社との打ち合わせが必要になります。式の1ヶ月前には建てる家の近くにある神社を探しだし、1週間前までには設計事務所や施工会社と相談して次の事項を神社の方と打ち合わせをして下さい。- 日時と場所(日取りは大安・先勝・友引が良い)
- 施主の氏名、施工会社、設計者名
- 参加者の人数(玉串をお供えする人数)
- 神餞品(お供え)をどちらで用意するか
- 神主の送迎はどうするのか
- 神主への謝礼の金額
地鎮祭で用意するもの
地鎮祭で施主が用意するものは
▽施主(建築主)が用意するもの
- 米(一合)
- 清酒(一升、松竹梅など縁起のいい名前のものを選びましょう)
- 塩・水(一合)
- 魚(鯛または鰹節・するめ・昆布など)
- 野菜(大根・人参・蓮根・菜物など)
- 果物(季節のもの)
- 紙コップまたは湯のみ(人数分)
- 神主さんに払う初穂料
▽施工者(建設会社)が用意するもの
- 笹竹(4本)
- 注連縄
- 砂(バケツ3杯程度)
- スコップ (または鎌・鍬・鋤)
- テント・イス
式の後、その場で直会(なおらい)を行う場合、その時の飲み物やおつまみは施主側で用意しなければなりません。
地鎮祭の流れ
では実際の地鎮祭の流れを見てみましょう。先日、設計を依頼されたS邸の地鎮祭を行いました。写真を交えて紹介します(神式です)。開始から終了までの時間は一般に30分から40分程度です。斎竹(イミダケ)
神饌(シンセン)
四方祓い(シホウハライ)
鍬入れ
鎮物(シズメモノ)
地鎮祭に必要な費用の目安
- 神主祝儀3万円/1人
- 飲み物、おつまみ2~3万円
- 祝儀 (都市部では出さない所が多い)5000~1万円/1人
家づくりの前に地鎮祭を行う本当の意味
家族の大事な思い出に
地鎮祭は家族の絆を深め、新たな日々のエネルギーの源になれる意義のある儀式だと思います。私は地鎮祭に参加するたびに日本人が自然を敬うやさしさに触れ、家づくりに対しての心構えを新たにしています。
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