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ほっとな家づくり(床暖房と樹脂サッシ編)(2ページ目)

冬は暖房費がどうしてもかさみ、悩みの種になっているのではないでしょうか。家づくりの時点でしっかり計画をし、賢く暖かい住宅環境を手に入れましょう。省エネ・コストは家づくりに一貫した合言葉です。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド


使用条件に合わせて、よりローコスト&省エネ!

床暖房を6畳施した場合、1日8時間として月4000円くらいです。工事費は工事方法によって変わるので初めに方式の比較やエネルギー比較の見積りを出してもらうといいでしょう。

床暖房の種類には、電気床暖房温水床暖房があります。温水床暖房は石油またはガスを使います。
電気式床暖房温水式床暖房
小スペースでは電気式の方がローコスト設置費用広いスペースでは温水式の方がローコスト
割高ランニングコスト
(月単位)
割安
定期的なメンテナンスは不要。メンテナンス燃料の補給・ボイラー部品の交換などのメンテナンスが必要。


冬期に窓から逃げる室内の熱は48%!

せっかく床暖房をしても開口部の性能を高めなければ熱は逃げてしまいます。窓選びも大事なポイントになります。次の表で一目瞭然です。

※Low-Eガラス
「Low-emissivity」の略語で熱エネルギーを吸収し、再放射する率が低い、すなわち遮熱性、断熱性が高いことを意味します。

高性能は樹脂サッシ!

プラスチックの熱伝導率はアルミに比べ約1000分の1なので熱の移動を防げます。また樹脂の利点としてリサイクルが容易であること、着火温度が455℃の難燃性に富んだ素材です。ただコストが多少割高になります。

“家づくりの決め手”
1.つくりたい住環境(イメージ)におけるポイントをおさえる!
2.機器の特徴を知る!各々の情報の要点をつかむ!
3.自分が設定する条件(リアリティ)と照らし合わせ、絞り込む!



関連リンク
● さらば!ストーブの前から離れられない家
・・・「ほっとな家づくり」第一弾。冬の室内環境で気をつけたいこと、今後注目の地熱利用の冷暖房システムの紹介など。今回の記事と併せて参考下さい。
●住み始めて30年。。。家にかかったお金は? 家づくりの総費用30年間分!
・・・快適に住むには月々のローンに加え、メンテナンスや修繕費、保険などを払います。果たして30年住み続けた時いくらかかるでしょう。マンションと戸建てで比較!

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