注文住宅/家づくりの流れ・基礎知識

家づくり講座11:健康・環境に優しい住まい(2ページ目)

住宅の健康のポイントは「空気の環境」と「使用する材料」にあります。シックハウスは、建材や製品から発せられる大量の化学物質が原因のひとつです。どのような建材や製品を選べばよいのでしょうか。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

エコラベル(環境ラベル)


健康・環境に配慮した建材や製品などに、一定の性能をもつものに対して準公的機関で発行されるエコラベルがあります。これらが得られていれば絶対に安全、また得られてなければ安全ではないといった単純な評価はできませんが、判断する上でひとつの目安となります。

<代表的なエコラベル>
●JAS
日本農林規格で農林水産省の管轄。合板・集成材・複合フローリング材などにおいて、ホルムアルデヒド発散量による等級表示がある。
最も厳しいレベルF☆☆☆☆




●JIS
日本工業規格で経済産業省が管轄。MDF、パーティクルボード、塗料、接着剤などの建材において、ホルムアルデヒド発散量による等級表示がある。
最も厳しいレベルF☆☆☆☆




●ISM
日本壁紙協会がISMガイドライン(生活環境の安全に配慮したインテリア材料に関するガイドライン)に基準に認定した製品。安全な室内空気環境、健康的な生活環境の提供を目的として、人への安全・健康、地球環境に配慮し、ライフサイクル全体を考慮している点が特徴。




●RALマーク
ドイツの壁紙メーカー14社により設立された壁紙品質保証協会とRAL(ドイツ商品安全・表示協会)による品質検査規定による認定。
重金属・安定剤・可塑剤・塩ビモノマー・発泡剤・VOC(揮発性有機化合物)・ホルムアルデヒドの基準値が規制されている。




●エコマーク
環境省の指導のもと、(株)日本環境協会が認証するマーク。「環境にやさしい商品」についてLCA(ライフサイクルアセスメント)に基づいて準基を設けている。「再生パルプを使用した壁紙・建具用紙」「廃木材・間伐材・小径材などを使用した木製品」「再生材料を使用したタイル・ブロック」などの分野がある。




●グリーンマーク
(財)古紙再生促進センターが制定するマーク。原料に古紙を規定の割合以上利用した製品に表示できる。セルロースファイバー(断熱材)などに表示されているものがある。






●ブルーエンジェルマーク
ドイツの連邦環境庁と商品安全表示協会が協定して認定。商品の生産から廃棄処理にいたるまでの工程すべてにおいて、環境保全に貢献すると認められた製品にあたえられるマーク。ドイツからの輸入製品で見られる。


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